算命コーチ鞠の人物解説シリーズ16(その3)~9月生まれの有名人~・安室奈美恵さん(元ミュージシャン)・滝川クリステルさん(フリーアナウンサー)
算命コーチ鞠の人物解説シリーズ16(その3)
~9月生まれの有名人~
・安室奈美恵さん(元ミュージシャン)
・滝川クリステルさん(フリーアナウンサー)
(その1)は、お二人の命式の特徴の一部をご紹介しました。
(その2)は、命式の特徴的な点(天冲殺)を解説しました。
今回は、お二人の陽占の特徴を解説します。
〇安室奈美恵さん(申酉天冲殺、生月天冲殺)
安室さんの東方には「貫索星」があります。
東方は仕事や友人との関係をあらわします。
貫索星が東方にある方は、自分のペースで自分やりたいことを「自分一人」でやりぬく人です。
チームで仕事をすることは少し苦手ですが、
自分が決めたことをやりぬく忍耐強さは周囲から評価される点です。
自分のやりたいことに集中するため、
周りの環境の変化や周囲との協調性に関する柔軟な対応は苦手です。
意思が強く、自分の信念を貫く姿は安室さんのミュージシャンとしての生き方にもみえますね。
自分のスタイルを確立してデビューから20年以上走り抜いていかれました。
西方の「調舒星」は家庭や配偶者との関係を表します。
配偶者やパートナーには、繊細な神経をもって、感性豊かな人に惹かれる傾向があります。
安室さんの感性に理解をしてくれ、かつご自身も芸術的なセンスをもっている人に魅力を感じます。
クリエイティブな方に惹かれるのでしょうね。
北方の「牽牛星」は目上や両親、自身の精神を表します。
社会的立場がある方に引き立てられる方です。
自分の役割とはなにか?自分は何をすべきか?を自分に常に問う人です。
人間関係を作ることも慎重です。
自分が不利益を被るような人には近寄りません。
安室さんの特徴的な星は中央の「石門星」と南方の「玉堂星」です。
この二つの星は、生月天冲殺の影響を受けます。
中央の「石門星」は本来仲間を作りながら自分の目的を達成したり、
自分の大切なことを守り抜く行動傾向をもちます。
安室さんはこの石門星が不自然な影響を受けます。
自分の意思と関係なく人間関係が広がっていきやすいです。
本来は社交的な人が多いのですが、
自分の殻にとじこもることも多くなります。
人間関係には苦労をすることが多くなりますが、
その苦労が自己鍛錬となり「人への思いやり」が強くなり、
人へのやさしさが魅力となります。
安室さんの石門星は人間関係に葛藤が生まれやすいのではないかなと思います。
自分の想いを広く届けたい気持ちととわかる人にわかればいいという想いの間で考えることが多いのでは思います。
南方の「玉堂星」は後輩や子供、未来を表します。
本来、南方に玉堂星があると後輩や部下、自身の子供には頭の回転が速く、
知的な人とのご縁が多くなります。
自身の子供は学校の成績が良かったりします。
安室さんの場合、お子さんが優秀といわれていますよね。
玉堂星は知性の星、習得能力の星です。
論理的に物事を考えていきます。
多少「枠」にとらわれる点が強くなりますが、規範やルール、伝統を大事にする人です。
安室さんの玉堂星は不自然な影響を受けます。
本来じっくりと思考する玉堂星ではなく、
次から次と発想、創造を繰り返していくことになります。
自分の発想がうまく伝わっていないともどかしく感じることがあります。
多種多様な才能が開花される人です。
・滝川クリステルさん(午未天冲殺)
東方が「牽牛星」である滝川さんは、仕事において慎重に計画的に進めていく人です。
自分が周囲からどのようにみられているかを意識しています。
友人や仕事仲間も常識的な人が多く、ハイセンスな知的な方が多くなります。
真面目で控えめ、リーダーの側の優秀な補佐役。
慎重な性格ですが、思考はテンポが速く、計画通りに進まないとイライラすることもあります。
しかし、自分の感情を表に出すことはありません。
知的で切れ味のある「口撃」も上手い人です。
中心星の貫索星はご自身を表しています。
安室さんは東方にありましたが、滝川さんは中心にお持ちです。
自分の決めたことは「有言実行」何が何でもやる!と努力する人です。
一つのことに集中して取り組むと視野が狭くなりやすい点がありますが、
信念を貫くことは安室さん同様、かたい意志を持っています。
西方は家庭と配偶者を表しています。
滝川さんが配偶者やパートナーに求めることは、
「スケールが大きい人」、「物事の発想にとらえどころがないくらいでかい人」です。
旦那様もそのようなところがありそうですよね。
大物と思わせるよう人に魅力を感じる傾向にあります。
ご本人も家族には愛情深く接していく人なので、
家族のことを全力でサポートをしていくことができます。
北方は目上や両親との関係を表します。
強いリーダーシップをもった上司や目上の人とご縁が多くなります。
道を示し前進する人にあこがれを持ちます。
ご自身も自分の主張をはっきりとさせることを大事にされます。
あいまな状態は苦手です。
「やるか」「やらないか」、「好き」か「嫌い」がはっきりとしています。
しかし、それをどのように表現するかは様々ですが、
滝川さんの場合、意思表示ははっきりしていますが、
いやと感じた場合はその場から離れて距離を自然にとることを選択されると思います。
南方は後輩や部下、子供や未来を表します。
南方に龍高星がある場合、部下や自分の子供は、
発想力豊かで自由で枠におさまらない独創的な人とご縁が多くなります。
ご自身も「創作」「創造」、「表現」を社会に向かって行動していきます。
常識や枠にとらわれない発想によって、さまざまな人とつながり物事を作っていけます。
お二人とも、心の内をさらけ出すことをあまりされないタイプの方であると感じました。
直接的な方法で表現ではなく、
創作物や行動などで意思表示をしていく人ではないかと思います。
熟考されて表現されるので衝動的に動くということはあまりないように感じます。
次回より全体のまとめを解説します。
お楽しみに!