六十干支③~(21)甲申について~
六十干支③
~(21)甲申について~
このシリーズでは六十干支ついて解説してきます。
今回のシリーズでは、五行ごとにまとめて解説していきます。
木性の陽・・・甲(こうぼく)の干支
干支番号21 甲申(こうぼくのさる)
秋の樹木
甲~樹木
申~岩場、秋
岩場に立つ樹木。
大きな幹であるが、樹木は衰え、落葉をしている。
根をはろうとするが、岩場(金性)が硬いため根がはりにくい。
宿命に甲申を持ちの方(主に日干支)
・ぱっとした華やかさ、瞬間的に判断して結果出せる人→大きな力継続して発揮することは困難
・愛情深い人、困っている人をみつけることが上手
・新しいことへの挑戦、現状変更・改良へ意欲的
・思ったことはどんな障害があろうともやり抜こうとする
夢が大きく、理想が高い。
実現不可能と思えることも、「やれる!」信じて走り抜けていく。
宿命に甲申を持ちの方(主に日干支)のありがたい五行(精神を整える五行)とは?
・金性(岩場)のエネルギーが強いため、火剋金(かこくきん)と火性のエネルギーを用いて、金性のエネルギーを弱める。
秋の甲(樹木)のため、薪などの「燃料」となり活用される樹木です。
→人のために力を発揮する人
精神を整える五行を生き方に活かすには?
・自分の考えを周囲にわかりやすく伝える
自分の考えを一直線すすんでいく甲申の方は、周囲から自身の考えを理解してもらえてないと感じることがあります。
自分の考えを周囲に話すことで周りからサポートを得やすくなります。
・周囲の人の意見に聴く
・のんびりとする時間をもつこと。自分の思考や行動を整理する時間をもってみましょう。
甲申が日干の方は、「午未天冲殺」
午未天冲殺の特徴は、
「物事のまとめ役」「家系の終わりを見届ける人」です。
川の流れの一番下流ですべてのものを受け止めていく人です。
目上の人からの引き立てられやすいです。
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甲申は、知性をもって社会への貢献ができる人です。
次回は「31番干支 甲午」を解説します。
お楽しみ!
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