マスカレイドは眠らない
10/31。僕の、ドルオタ生活が終わりました。
でもまだ終わった実感がなくて。
本当にニジマスは解散したのかって、まだ信じきれないというか、明日もりんちゃんが普通にSNSを更新してるような気がして。
ニジマスラストライブ、Curtain Call。無事に閉幕しました。最後とか関係なく楽しもうと思って、僕なりに準備をしたり、現場で知らない人に勇気持って話しかけたりして、その結果すごく楽しい一日になった。最後のお見送りで、推しに「幸せになってね」と伝えることができた。僕としては、後悔のない清々しい終わり方だった。だから、ある意味実感が薄いのかもしれない。
最高のパフォーマンス、会場との一体感、ニジマスメンバーのMCと最後の一言。特に各メンバーの最後の一言のところで思ったけど、僕は、アイドルを好きになったんじゃない、「ニジマス」を好きになったんだって。ニジマスじゃなかったらここまで応援していないし、涙を流すこともない。
尊い、尊い。アイドルって、本当に尊い。人の心をここまで動かせ、幸せな気持ちで満たすなんて。なんて素敵なお仕事なんだ。
もちろん、決して楽な仕事ではない。それも、ニジマスを好きになって分かったこと。誰もがなれる職業ではない。ニジマスのみんなも、ここまで決して平坦な道のりではなかっただろう。でも、幾多の経験を乗り越えて、少しずつ成長しながら今のニジマスを作っていったんだと思う。
ニジマスがここまで大きくなった理由。それは、やはりメンバーの「人間力」だと思う。ニジマスを構成する江嶋綾恵梨・中村果蓮・来栖りん・吉井美優・森みはる5名の人間力、それに導かれて多くのファンを生み出していったのだと思う。いくら楽曲が良くても、ダンスが上手くても、最後に惹き付けられるかどうかを決めるのはそこではない。やはり、人そのものだ。
最後のメンバーの一言コメント、まさかの全員泣いてしまったけど、その中で特に抜きん出ていたのはリーダーの江嶋綾恵梨。彼女は本当に強い。内面の強さ。人としての強さ。彼女がリーダーだから、ニジマスはここまで続いてきたのだろう。彼女の発する言葉にせよ、歌っている時の歌唱にせよ、他のメンバーと何かが違うのだ。迸るほどの芯の強さみたいなものを、全身から感じた。まさに彼女のこれまでの生き様がそこに表れているのだろうか。
そして我が推し・絶対的センター来栖りん。今日も最高にかわいく、最後まで絶対的センターだった。僕の中でアイドルといえば彼女であり、その円い瞳をみつめるだけで涙してしまうほどに、彼女のことが好きでたまらなくなってしまっている。
りんちゃんのスピーチも、本当に、良かった。さすがだよ。彼女の発する言葉もまた説得力があるというか、生きた言葉というか、ストンと胸に来るものがある。ニジマスは解散しても、なかったことにはならない。みんなからくれた沢山の愛を忘れない。この先もずっと宝物。僕はここで泣いた。
愛しい。愛しいよ、りんちゃん。
こんなに人を愛おしく思ったのは、彼女が初めて。僕にアイドルの尊さ、素晴らしさを教えてくれたのは彼女だ。僕のアイドルファン歴は彼女に始まり、彼女で終わった。僕はずっと一途だから、りんちゃん以外のアイドルは推さない。りんちゃんだけが、僕の一生の推し。だからずっと幸せでいて欲しいし、アイドルになってくれて、この世界に生まれてきてくれて本当にありがとうって本気で思ってる。
来栖推しでここまで来て、それはこれからも変わらないけど、今日のライブを見て、やっぱり僕が好きなのはニジマスのみんななんだって。そう思った。この5人で作り上げてきたから、今のニジマスをここまで愛せるんだって。アイドルじゃなくなっても、全く別の仕事になっても、芸能界を辞めたとしても、5人には幸せな人生を歩いてほしい。これまでずっと人に幸せを与え続けてきてくれたんだから。
ニジマスがこれで本当に終わってしまうのは、正直辛い。今はコンサートの余韻で持ってるけど、あと一週間もすれば厳しい現実社会に再び疲弊させられ、その心の穴を今まで通りに埋めることができなくなっているかもしれない。ニジマスが過去の思い出になることに耐えられなくなる日が来るかもしれない。そんな時、僕はどうすりゃいい?
どんなものにもいつかはお別れが来る。
今がその時。
今はまだ、受け入れられないかもしれないね。
いや、受け入れるとかいうより、実感を持つまでに時間がかかるというべきか。
あまりにも、いつもと同じように笑顔で楽しく終わっちゃったからね。
これでさよならなんて、信じられるか。
昨日まで当たり前のようにそばにいたのに。
何はともあれ、事実は変わらない。
26時のマスカレイドは活動6周年の節目に、その役目を全うした。メンバーは、それぞれの道を歩む。何か理由がなければ、会うことはなくなる。
嘘だろ…?もう少しだけ、いや、もっと一緒に同じ時間を過ごしたかった。共に冬を越したかった。来栖りんのあつあつスノーマンを見たかった。特典会ももっと参加したかった。チェキ券5枚買いとかしてみたかった。りんちゃんともっと仲良くなって、認知されたかった。名前で呼び合う関係になりたかった。推しとの思い出をもっと作りたかった。ペンライトを使うのも、推しタオルを使うのも、今回の一回限りで終わりたくなかった。同じオタク仲間たちともっと交流して、親密になりたかった。
ニジマスが解散するのが早すぎたし、
僕がニジマスを好きになるのが遅すぎた。
まぁ後悔なんて並べたってどうしようもないね。
自分のせいであり、タイミングの問題もあるから。
終わったことだし。
僕は諦めが悪い性格だが、こういう終わってしまって自分の力で戻せないものに関しては、ズルズル引きずるのよ。自分の中で。
それはつまり、りんちゃん達を忘れないということ。
この先、何があっても。
僕は大学生の時、初めてアイドルグループにハマり、そこで最愛の推しができた。推しのことを思うと、涙が出るぐらい好きだった。でもチキンな性格のせいで、最後の特典会で何も気持ちを言えず大反省に終わった。でも最後の最後、ようやく言えた。お手紙も渡した。僕の中で、いつのまにか彼女(たち)の存在がすごく大きくなっていた。ニジマスに人生を救われた。どんなアイドルが現れても、ニジマスを超えるグループはいないし、来栖りん以上にかわいくて推せる存在はいないって。
生涯忘れない。
ありがとうニジマス。
形としては終わってしまったけど、
僕の中では永久不滅です。
いつかどこかできっと会える。
そんな日を信じて。
別々の道を行っても、青のままでいてほしい。
だって、僕の青春ぜんぶ賭けて
君を好きだったから。
今宵はここまで。
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