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33 ナショナリズムという病

 ナショナリズムは無智な欲です。愛国心という糖衣で欲を隠しているのです。

 昔から「自分の国や民族が優れている」という病気があるのです。その病に侵されている国に体力も財力もあったら、他国を制覇しようと殺しに行くのです。支配欲にも限りがありません。

 愛国心も、すべてに生きる権利があるという条件の中で管理するべきです。

 生命は平等であり、生きる権利は皆にあり、人権は侵害してはならないと理解しましょう。

『一瞬で心を磨くブッダの教え』第1章 私たちの悩みを解決する《欲》アルボムッレ・スマナサーラ サンガ出版

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