『ブルース・ブラザース』
映画『ブルース・ブラザース』("The Bluse Brothers" 1980年アメリカ)はジョン・ベルーシとダン・エイクロイド主演のコメディ映画なんですが、出演するミュージシャンが桁外れに大物で、キャリー・フィッシャーやツイッギーも出てました。
劇中、あまりに不自然なことばかり起こるのですが、映画の中では何の説明もなく進んでいきます。
映画を見終わって何十年か経過してから、上記の不自然さが「神の御力」か。そういえば映画のはじめのほうで、兄(ジョン・ベルーシ)はジャームス・ブラウンの教会で神の光を浴びたことを思いだし、「すべては神の御加護だったんだ。」と変に納得しました。
神を持ち出して来るならなんでもできます。
それにしてもこの物語、今見ても面白い映画でしょう。
神に護られて事を成すのが『ブルース・ブラザース』なら、事を成した後に聖人扱いになるのが『俺達は天使じゃない』(1955 アメリカ映画 主演ハンフリー・ボガート)です。
キリスト教の神(主)が、そんなにフレンドリーなものとは思えませんが、映画の設定として神(主)を持ち出すとどんな無理でも通るので便利ですね。
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