仕事をしていたときの話④
またとてつもなく間が開きましたが、こちらでこのお話は最後になります。
最後まで見ていただけると嬉しいです。
休職終了、そして…
休職期間が3か月たった頃、会社から来月で休職可能期間が終了すると連絡がありました。
それまでに私は復職するか退職するかを会社に連絡しなければならなかったのですが、私は言葉にはせずとも、その時すでに退職しようと考えていました。
理由としては、やはりまだ症状が落ち着いたとは言えず、このまま復職してもまたすぐに症状が戻ってしまうような気がしたこと。
そして復職したときのことを想像し、またあの空間に行くこと、人に会うこと、仕事に向き合うことが怖いと感じたからです。
簡単に言うと、勇気がなかったし、自信がなかった。
今まであったものと、また正面から向き合う覚悟ができてなかったし、この状態で向き合うことが怖かったんです。
無責任だとか、迷惑なやつだとか思う人もいると思いますし、鬱症状が出る前の私だったら、周りに鬱症状の人が出たときにこう思ったと思います。
でも、無責任でも迷惑なやつと思われてでも逃げないと、「自分」というものがバラバラになって砕けて消えてなくなってしまうから、そっちの方が怖いから、逃げるんです。
会社の人に迷惑なやつだと思われるのは一瞬、長くても半年から一年くらいだと思います。
でも、「自分」が消えてしまったら、それを取り戻すにはもっと時間がかかるし、もっと辛い思いをするかもしれない。
そうならないためにも、逃げる。
逃げるという言葉だと嫌な気持ちになる人もいると思うので、私は「Uターン」するという方が合っているかなと思います。
これから
退職してから半年以上がたちますが、やっと就職先が見つかりまして、また仕事を始めることになりました。
この先何があってどんな人にあって、私がどうなるかはわからないけれど、人生には山があって谷があるのが当たり前だということはわかったので(汗)、もう少し肩の力を抜いて歩いていけたらと思います。
最後に、今苦しいことと向かい合っている方へ。
私はあなたを尊敬します。
私自身が「向き合うこと」が怖かったから。
でも、そこから「Uターン」することは、間違いでも負けでもおかしくもないです。
それは、あなた自身を守る行為であり、新しい道を探すきっかけになるからです。
本やネットにも似たようなことが書いてあって、「また同じようなことか」「綺麗事か」と思うかもしれませんが、私は本当のことだと身を持って感じました。
日常の素敵に目を向けることのできる優しさが、たくさんの方に舞い降りますように。
ここまで見てくださり、ありがとうございました!
また、ちまちまと色々な投稿をしていこうと思います。
引き続き、どうぞよろしくお願いします🙇
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