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独立系保守会社のエレベーターリニューアル①

ある不動産会社の管理担当の方との面談で独立系の保守会社は自社製品でのリニューアル工事は出来ないので大手メーカー(M、H、T、F、O社)から製品を一式買って据付工事を請け負ってその後もメーカーから部品を調達して保守を継続していくと認識されてました。
確かに10年程前でしたら中小の保守会社でしたらそういったケースもあったかもしれませんが、まず独立系保守会社にメーカーがリニューアルの製品を一部品のように単体売りする事はありませんしそれでは、見積金額がメーカーより独立系の方が高くなってしまうでしょう。
現在はどこの独立系保守会社のリニューアルは自社独自で調達した制御盤なりを供給します。製品構成も大まかには同じですが厳密には各社違っています。この違いが一般の方には分かり辛いのです。
メーカーが得意な仕様、独立系が不得意な仕様がハッキリしていて同じ基準で見積もってほしいと言ってもこれはできませんとか、代わりにこの仕様ならできるので入れているとかどこがどうできないから代わりにどうなる?なんて分かるはずないと思います・・・。
やはり、得意分野は強調し見積仕様で営業攻勢するし、不得意で他社優位となってしまう仕様はなんとかして外させようとするもんなんです・・・。
知らず知らずのうちに納得したような雰囲気になって過剰な仕様、思っていた内容が入っていない、違っているといったトラブルにならないよう、専門のコンサルタントに相談しましょう。

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