読書メモ「メタバース進化論――仮想現実の荒野に芽吹く「解放」と「創造」の新世界」
表記本を読んだので感想を記載します。
VTuberとして活躍している「バーチャル美少女ねむ氏」によるメタバースの解説でした。VRゴーグルを日常的に使っているメタバース原住民1200名へのアンケート内容等、メタバースを愛していないと書けない内容で、著者のメタバースへの愛を非常に感じることが出来る内容でした。
本書では上記7点をメタバースの定義として解説しています。実際のサービスでの使い勝手やメタバースに関する希望と懸念等、終始上記7点を意識して記載してくれていて、非常に読みやすかったです。
本書ではアバターや名前、声等、新しい魂の形だと書かれていて、個人⇒分人の進んだ姿だと論じています。アイデンティティ、コミュニケーション、経済についてコスプレするという言い方をしていますが、実際にメタバースに住んでいる筆者の説得力を非常に感じました。
感想
メタバースについてはずっと興味を持ってましたが、ちょうどAIの分野でもゲーミングPC欲しいなぁと思っていたので、今年は良いPCを買ってデビューしたいと思いました。コミュニティの文脈でもこういった分人としてのアイデンティティを磨いていって、成長や関係性を楽しむ文化を感じていて、これはなるべく早く活動しないとなと感じました。ありがとうございました。