読書感想文「成瀬は信じた道をいく」

前作「成瀬は天下を取りにいく」を読み終えてすぐに、続編読みたいって気持ちになりました。

読み終えた感想として、ネタバレしない程度に極力書くと、前回以上に成瀬もまわりもキャラ濃いです（幼なじみの島崎は前作によって、少々のことには動じない性格になってる😂）

最終章以外は前作同様、それぞれ違う主役？の一人称視点（私とか）から見た成瀬に対する思いが描かれます。ただ最終章は「天下を取りにいく」とは少し違う展開（描かれ方も）…この違いも、読んでのお楽しみかな☺

個人的には、第四章「コンビーフはうまい」が一番ささりました。なんのために生まれてなにをして生きるのか…アンパンマンのマーチの歌詞をも連想させます。

宮島さんの最新作「婚活マエストロ」は少し毛色が違うとのことなので…本屋で少し立ち読みして決めようかと思います。

余談…大津市の観光大使の話もでてきます。たまたま地元の観光大使の広告をみて、「うちの市にもいたんだ」と感激☺