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読書感想文「阪急電車」

かなり前に出版されながら、今なお有川浩さんの名作と言われ続けている「阪急電車」読んでみました。

キャッチコピーが「片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々」。阪急のローカル線を利用する様々なお客さんの人生エピソード、お客さん同士の不思議な繋がり(縁)を描いた話です。

その性質上、登場人物がやたら多く、しかも全体を通して中心にいる人がいない。そのため、途中で忘れそうになるのですが、不思議と「あーそう言えば…😅」と思い出せます。

割合的には恋愛もののエピソードが多く感じました(少し読むのにパワーいりました😅)が、それだけでなく、いろんな人の人間模様が描かれます。一見非常識な出来事でも、その背景には…と考えさせられる話も。

ゆっくりとはじまり、終わりもゆっくりと…な感じかな…

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