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読書感想文「成瀬は天下を取りにいく」

相互フォローさせていただいている方の記事で、この本を知りました。(ありがとうございます😊)

1年ほど前かな…芥川賞の「コンビニ人間」を読み出したものの挫折しているため、最後まで読み終えるか不安でした…が、仕事をしながら3日で読破。土曜日の深夜まで読みふけり昨日の仕事に支障をきたすまでに…ここまで本がまともに読めたのって中学高校時代以来かもしれません。

一番の理由は主人公成瀬の「キャラの濃さ」に尽きると思います。物語は成瀬の中学から高校時代を主に書いてますが、「こんな女子学生、少なくとも私の周りには…まずいない😅」

成瀬のセリフも行動もかなりぶっ飛んでます。文章もところどころ笑いを誘う表現で、それが飽きっぽい私を最後まで惹きつけ続けた理由かと思います。

基本的に章ごとに一人称の役が変わり、「それぞれの立場から見た成瀬という人物」を描いています。読みながら(これどこに着地するの)と不安が…しかし、最後は成瀬自身の心を描くと言う形で見事に落とし込んでました☺

まだ本に夢中になれる心がある…と思わせて頂いた一冊でした。

追伸
読み終えて感想書いてたらこの時間😅今日休みで良かった😅



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