子育ての話。
タイトルに惹かれて読んだ。そして思った。
「これは私の話だ」って。
このnoteを書いた綾さんと同じように、私も幼少期から塾に通っていた。
私はまだ結婚していないし、子どもを産みたいのかどうなのかも分かっていない。けど、漠然と「もし子どもを育てることになったら」と考えていた。
実はこの記事を読む前、ウマ娘をプレイしていた。
最近アプリをインストールして、まんまとハマったのだ。
でもゲームの仕様もキャラの分析も全く分からないので、育成中にケガをさせたり、レースで負けてしまったりする。
彼女たちは健気に頑張ってくれている。プレイヤーを責めたりなんてしない。その指示を出したのは私なのに。
プレイ中思わず声が出てしまう。
「あ、ごめん〜〜〜!!!」って。
ゲームキャラでもこうなるんだから、実際の子育ての苦労は計り知れない。
ところで、人生の感想というのはコロコロと変わるものだと最近気がついた。人間万事塞翁が馬というやつである。
行きたくなかった塾に通わされたことも、難しい課題の提出期限に怯えて眠れなかったことも、今はそんなに悪いことじゃないなって思っている。
色んなことを知るための土台が教育だ。
それがなかったら、今の私はこの世界を退屈なものだと思っていたかもしれない。それが結びついて今の仕事をしているわけだし。
でも勉強なんてしたくないと駄々をこねた日もあったし、逃げ出したいと思った日もあるし、生まれたくなかったと思った時期もあった。実際に両親に言ったことも、あった。
感想は変わるもの。
だから子育てに正解はないのだろう。
結局頑張りすぎて心が壊れて、大学は辞めることになったけど。今の私はそれで良かったなと思っている。
学生という身分を脱ぎ捨てた今、少しずつ両親と同じ目線でものを見るようになった。
子どもが行きたくないと言っている場所に無理やり行かせるのは正しいことなのか、いつも考えていたと母は言っていた。
常に自問自答の連続で、答えはどこにも載っていない。あるのは純粋な「幸せになってほしい」という願いだけ。
なんにも分かってなかった。自分のことで精一杯で、両親がどれだけ私のことを考えてくれてたかなんて。どれほど心を痛めただろう。
ごめんね。
親がやったことにいずれ感謝すると言っている訳では無いし、ありがた迷惑だと言っている訳でも無い。
子どもを育ててくれている人には頭の下がる思いだ。
伝えたいのは「頑張っていて偉い!」これだけなのだ。
自分の人生を振り返ったり未来に思いを馳せたり、とても素敵なnoteを読ませていただきました。
お目汚し失礼します。
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