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[疲労社会]を京都にいる間に読んだので②~仕事で忙しいってそれめっちゃ動物であって人間的じゃないよね~

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さて、京都読書[疲労社会]の第二弾。先日はテキトーに書いたらテキトーな要約になってしまったので、こっからはまぁ気になるトピックを流用してどんどん書いていくよ。ってまぁ、結局、いつも書いていることをこの本の中に見出していくみたいなそういう感じになっていっちゃいそうだけどね。

まぁとりあえず[疲労社会]では、仕事中心に世界が構成されていった結果、仕事をしていることや仕事をしている個人に対して、個性を認める社会となっただけでなく、さらにここに効率性や規律性を見出すことで、より仕事を通じて社会が人間を「消費している」状況であることを分析し、その結果としてそもそも「消費物」としては作られていない人間が、社会に疲労させられている状態であるとしている。この疲労というのは、まさに金属や機械に対する疲労や疲労破壊といった意味での疲労とまさに酷似しているモノとして現出しているわけで。だから燃え尽き症候群や鬱病なんかは、ある意味で消費物としての人間としての役割を果たせなくなったといえるみたいなそういうペシミスティックな言い方も出来るだろうね。

ああもう!

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