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忘備録⑦正義とは悪とは② 悪って何? ~某魔術師とのやりとり~

今は一切読まなくなりましたが、
かつて私が良く読んでいたサイトがありました。
天然石名で検索したらたまたまhitしたサイトです。

そのサイトは第一印象はダークでオカルトめいた感じ、
しかしながら天然石に対する見識と独自見解が素晴らしく、
(なんでも石の化学組成とか全部頭に入っているらしい。ちなみに私はSiO2(水晶)位しか覚えていない)
加えて、その方のキャラクター、文章力に魅せられ、
夢中になって読んでいました。
その時は読んでいたのは主にパワーストーン系記事だったのですが、
書いている人本人に興味が出てきて
いろいろな記事を読むようになりました。
その方は、ご自身を「黒魔術師」と名乗ってました。

その後、一時はそのサイトを見失いますが
年数が経ってリニューアルされているのを知り、
さらに関連ECサイトがあることを知ります。
そこには天然石の商品も、所謂魔術師さんが監修した呪符(魔術)の商品もありました。
天然石ブレスレットには少し心惹かれましたが、
呪符は使う事などないと思っていました。

そして更に時は過ぎ・・・

私は例の流行病になってしまいました。
そして瞬く間に家族全員が流行病にかかってしまいます。
正直熱は37度台と大して上がらず、
自分の症状は大したことがなかったのですが
しかしながら家族が一気に高熱になり救急搬送、
さらには一度退院するものの、ぶり返し今度は救急入院。
もし最悪の場合延命治療はしますか?覚悟してくださいねと言われました。

私は滅茶苦茶落ち込みました。
自分が流行り病を持ち込まなければこんなことにはならなかった。
自分の所為で家族を死に至らしめようとしている、と。

そんな時にふと例の魔術師さんとそのECサイトのことが頭をよぎります。
え?何で?脈絡なさすぎじゃない?飛躍しすぎじゃない?と
恐らく読んでいる方は思われたでしょう。
しかしながらこの時はこちらにはもはや打つべき手はなく
病気以外でも私の仕事がうまくいかなかったり、
とにかくいろいろと悪いことが重なっていました。
もう神でも悪魔でもなんでもいいから家族を助けてほしかった。

私はとりあえず運気が上がりそうなものを買おうと
そのECサイトを開きました。
しかし…何故かどうしても購入ボタンを押せなかった。
そこで『ショップへのお問い合わせ』をして、現状を伝え、
どの商品が良いか勧めてもらおうと思いました。

暫くすると返信があり、返信主は件の魔術師さんご本人でした。
きっと『こういう商品がおすすめですよ』とか、
そういうことを言ってこられるかと思いきや、

なんと第一声は『人智でなんとかせよ』とのことでした。

そして『まず自分自身を治すこと』として『ビタミン剤』や『命の母』など
とにかく心身を治してそれでもだめならまた相談せよ(意訳)なことを言われました。

――この人意外とまともな方だな。

失礼ながら自分はそんなことを考えました。
普通、ここぞとばかりお勧め商品を売り込まれても仕方のない状況です。
しかし人智でなんとかせよと言うお言葉なので、
そこは有難くアドバイスを受け入れ、
何も買わずに商品ページを閉じました。
そして自分も家族の病気も治り、そして数年が経ち、
そして今はこうして平和に暮らせているわけですが・・

ときどき思うことがあります。
正義とか悪とか、一体なんなんだろうか?と。

後にこの魔術師さんは『 ※1悪魔憑き』であることが判明します。
正確に言えば悪魔だけが憑いていて 『※2低級霊は憑いていない人』です。
たしかにこの魔術師さんは呪符・魔術も販売しており、
場合によっては呪いを依頼されて仕事で行っている人だからです。
(※いうまでもなく人を呪うのは悪の行為)

魔術師さんのやっていること自体は疑いようのない『悪』です。
しかしながらこの方が何故呪いの仕事をしているか、その理由を知ると
これまた紛れもない『悪』には違いありませんが、
考えさせられる余地は多分にあり、なんとも苦しい思いになります。

悪事を行う人が、必ず”悪人”なのか?

たとえば親が働いてなくて兄弟にパンを与えるために
盗みをする者もいるでしょうし
殺してくれと言われたから殺したくなかったのに
やむなく殺さざるを得ない場合もあるでしょう。

自分以外の運命を賭けるほど切羽詰まった選択を強いられた状態で、
果たしてまっすぐな道をまっすぐに歩めるだろうか。
そして少なくともこの魔術師さんは
自分自身がその選択を強いられてしまったがために、
逆に他人には、魔術を使わずにすむなら使うな、
というスタンスを取っているのです。
(※仕事をやっている動機が金儲けではない)

正義とか悪とか、一体なんなんだろうか。
私は本当にこの概念があるから
いつまでも悪事も、悪人とされる人も減らないと思ってます。
むしろ、悪や悪魔は誰の中にもあり100%排除することはできないもの。
他人にも自分の中にもいる悪魔や弱い部分を認め、許し、
そこから実際に正しいことをするためにどうやって生きていくか、
そしてその過程こそが精神性を上げることだと私は感じています。

余談ですがアンパンマンの作者、やなせたかし先生は
『絶対的な正義』について考えたとき、
『お腹を空かせた人に食べ物をわけてあげること』であると考え、
そこからアンパンマンのヒーロー像を作り上げたそうです。
さらにバイキンマンは悪い方の菌なんでしょうが、
菌全てを取り除いたらアンパンマンは生まれない。
(言うまでもなくパンは酵母菌の発酵によって生まれます)
正義と悪との関係性は背中合わせ、
天使と悪魔もそのようなものなのだと私は思っています。

今回の記事の参考にしたブログ記事

悪魔憑きにならないために・中庸を目指す
https://ameblo.jp/ema-1024/entry-12782777029.html

天使と悪魔の役割
https://ameblo.jp/ema-1024/entry-12841109705.html

悪魔との関わり方
https://ameblo.jp/ema-1024/entry-12782355719.html


※1※2について(低級霊と悪魔憑きについての前提知識)

人生の目的について…
人は魂を成長させ霊格を上げるために生まれて来ています。
そして生きていれば様々な出来事に遭遇します。
基本的には自分が人にしたことは必ず自分に返ってくるという法則があり
この法則をカルマ(因果応報)と言います。
このカルマは今世だけでなく来世にわたって続くものもあります
(=人は魂を成長させるために生きているものだから。
転生を繰り返し経験を積み魂は成長していく)

そして悪いカルマをたくさん積んでしまうと
そのカルマの種類により様々な低級霊が憑きますが
さらに悪事を重ねると悪魔が憑き、この時点で二度と転生できなくなります。(=魂の消滅)

なお、カルマというのは単純なものではなく
(たとえばカルマを作るのが怖いからといって今世何もしなくていいわけではない)
また魂やカルマのルールもこちらの理解が及ばないものすら多々あります。
正確な情報につきましては霊能者エマさんのブログをご覧ください。

より理解を深めるためにこちらもお読みください↓↓

カルマとはなんなのか

カルマと低級霊の関係・より良い来世のために

人に取り憑く霊の種類

#忘備録 #日記 #霊能者エマさん #悪って何#中庸 #正義とは悪とは

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