10月、気持ち新たに。
日中、だらだら家事をこなし、夕方から予約していたので、夫と一緒に髪を切りに行った。
美容院に行くのが、実は2人とも苦手。鏡に映る自分を見るのが、嫌だし、(白髪を染めるためのカラーをベタベタ塗りたくって固まった頭の自分は、とても変だと思うから。)自然な会話を楽しめる日と、なんだか無理をして疲れてしまう時もあって、億劫に。(でも、今日は楽しめた日でした)
久しぶりに「おまかせ」をお願いしてみたら、担当の美容師さんが、うれしそうに髪型を提案してくれて、それでわたしも楽しい気分になってきたのだ。
「おまかせ」すると、大抵丸みを帯びたショートになる。
しばらく肩上のおかっぱ頭だったから見慣れない。しかし、若返るというか、とても幼くみえる気がする。
夫は、なんと小田凱人くん(車椅子テニス)の髪型に(笑)
花柄スカートがはきたくて、髪を伸ばしていたけれど、結局花柄スカートを外にはいていくことは一度もなかった。似合わない…
こうゆう服は手放せばいいのかな?
それでも、また見たら欲しくなるに違いない。
花柄の魔力。
先日、「月」の展示が終わり、次は3月末からの「絵画」をテーマにした展示を考えなきゃならない。テーマが広すぎるから、何かに絞るべきだけど、まだわからないから、とりあえず娘に借りた西洋美術史、日本美術史の教科書を読んだり、(難しい。教科書なら、わかりやすいだろうと思ったのが、大間違い)、映画で絵画を扱っているものを観たり、(贋作を扱ったドキュメンタリー、面白かった)、原田マハさんの小説で絵が出てくるものをとりあえず片っ端から読もうと取り組む日々。(←真面目で時に自分でも、嫌になる…)
ところで、ジブリの「君たちはどう生きるか」は観ていないのだけど、noteを読むと観ている方は多いようだ。
原作ももちろん素晴らしいけれど、わたしとしては、梨木香歩さんの「僕は、そして僕たちはどう生きるか」も、強く強くおすすめしたい。
初めて読んだ時に、とても心を動かされた。
ちょうど、中学校で学校司書として働くことが決まったので、子どもたちに強くおすすめしたのだ。それは、よくなかったかもしれない。
その当時、わたしはまだ中学生たるものに、きわどい内容の小説を進めることの弊害を知らなかった…(とてもとても素晴らしい本だけれど、途中に目を背けたくなるような、衝撃的な部分がえがかれている。今ならこちらからは、中高生にはあえて進めないけれど、内容はとても良いので、それがわかる大人な人格の子どもたちにはぜひよんでもらいたい。)
中学生には、その衝撃的シーンの印象が強すぎて、肝心ないいところが、霞んでしまったかしら?
でも、映画観て、いいと思った方たちには、梨木香歩さんの本、ぜひ読んでみて欲しい。
他の本と値段は、変わらないのに、なんて深く価値のある読み物を書いてくださるのだろう、と梨木香歩さんの著者を読むたびにとても得難い気持ちになるわたしです。
10月に入って、ようやく秋めいてきて、うれしいな。
10月は、読書の秋を楽しみたい。
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