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風花がまう、あわい日に

朝起きて窓の外を見ると青空がひろがっていた。
朝ごはんをすませて、
仕事と画塾と部活に出かけていく人たちを見送って、
残った3人でランニングに出かける。


一足早く春休みに入った高校生の次女と6年生の末っ子が、休みの日には一緒に走ろうと約束したらしいので、そこに混ぜてもらう。
川沿いをゆっくり3キロ。
遠くの山々がうっすら白い。そして山の上には真っ白な雲が・・・


ピンクが次女で、グレーが末っ子。



ランニングを終え、昼食をすませ、
図書館へ勉強しに行くという次女を車で送っていく。
途中、真っ白な雲がどんどん広がって、もう山の姿も見えなくなる。
ひらひらと白いものが風に乗って舞っている。


これを風花というんだ・・・


午前中に外で身体を動かしたことだし、お昼からは家の中でのんびり過ごそう。
この前まで運動といえば動画を見ながらヨガをするくらいだったから、
外で汗をかいて、とてもスッキリ。
女3人で、わいわいしながら走るのはとても楽しかったし、最近よくある、心のどこかがつっかえてしまう感じも、今は消えている。


今朝、布団の中でも感じたこと。
いつもいつも朝方に、半分目覚めた頭の中は、不安や心配ごとが次から次へと沸き上がってきて、その気持ちに捉われてしまうと、抜け出すのに一苦労なんだけれど、
今日は娘の寝顔を見ながら温かい布団にくるまれて、ただ今はこの幸せで心を満たそう、一時だけでも。
そんなことに、ふと気づいて、それだけで心が凪いだのだった。


この前買った暮らしの手帖の暮らしのヒント集の18にも書いてあったこと。

学校や職場、家庭など、一つの場所にとらわれないようにしましょう。
一歩外に踏み出せば、異なる考え方に触れられて、あなたの世界がぐんとひろがります。


暮らしの手帖の中で一番好きなのが、この暮らしのヒント集だ。
今日、なんだかここに書いてあったことが腑に落ちた気がした・・・




2月、3月は気持ちに余裕がなくて、いつもみたいに本が読めない。
代わりに、ぼーっと洗濯物をたたみながらnetflixを観ていたり・・・


ある時、娘が見ていたyoutubeをなんとなく一緒に眺めてぼんやりしていた時のこと、
わたしの耳に目に、突然飛び込んできたフレーズが・・・


「ワンチャン、キルされるかも」



頭の中で、翻訳してみる
「ワンチャン」→「もしかしたら」
「キルされるかも」→「殺されるかも」
娘に確かめたら、正解だった。
なんだかうれしい。 


しかし、日本語として成立しているのかな。
なんて複雑なフレーズだこと。
「ワンチャン」→「ワン チャンス」→「もしかしたら、あるかも」


なんだか連想ゲームみたい。
頭の中で、変換しないと
すぐにはわからない(笑)



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