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【保守的な学生が中国の抗日戦争記念館を巡ってみた】#0 なぜ行こうと思ったか

今年の8月に、中国の主要都市を観光しながら、各地にある抗日戦争(日中戦争)の軍事・戦争記念館を巡ってきました。

結果、中国の発展に衝撃を受けたし、めちゃくちゃ勉強になったし、たくさん考えさせられた。
今後一人の大人として社会に出るうえで絶対に必要な時間だったと思います。

これからその時のお話などを少しずつnoteに更新していければいいなと思っています。ちなみに、次のような人におすすめです。

・中国旅行する際のプロセスや注意点を知りたい
・中国の歴史や日中関係に関心がある
・抗日戦争記念館の種類や予約方法、入場方法を知りたい

今回はまず、行く前の段階のお話。


◇中国旅行を決めた理由

長かった就職活動が終わり、時間に余裕ができた大学4年。そんな中で約1か月間の中国旅行を決めた理由は2つありました。

1. 中国人の常識と価値観を知りたい

1つ目は、「中国人ておかしいんじゃないの?」という私の頭の中に常駐する思考に関して、真相を知りたくなったから。汚い言葉で申し訳ないが、物心ついた時から、中国って社会主義で怖くて、中国人て変な人たちだと思ってた。

最近だと、靖国神社に落書きしたり、奈良のシカを蹴ったり、中国国内にて無関係のミネラルウォーターのボトルのキャップが赤いだけで「親日だ」と言いがかりをつけたり、衝撃的なニュースがたびたび耳に入る。さらにそのニュースの数々をほかの中国人の大半は称賛していることを聞いて憤りを覚え、中国人は日本人とは全く違う人種なんだと思うようになった。

靖国神社の石柱に落書き・放尿する中国の配信者

そして最近、自分の中での中国人に対する「憤り」が一周回って「興味」へと変わった。もっと彼らのことを知りたい、彼らが学ぶ日中関係の歴史を知りたい、そう思うようになった。

よって今回、中国人の常識と価値観、そして彼らが知る日中関係の歴史を学ぶために、抗日戦争博物館を回ることにした。

2. 日本のメディアが伝えない現状を目で確かめたい

もう一つの決め手は、「あれ、日本のマスメディアも偏ってない?」と疑う自分がいて、事実を目で確かめたくなったから。幼いころからずーっと、日本のマスメディアは公正公平な視点に則っていると思ってた。

ただ、最近の東京都知事選挙をきっかけに、マスメディアに疑問を抱くようになった。

蓮舫さんと小池さんが一騎打ちって口をそろえて言ってたのに石丸さんが2位に、、。各候補者の公約の検証で最高評価を受けた安野貴博さんについては一切報道されない、、。小池さんに聴衆が「やめろ」と大合唱して演説を中断させた?そんなの全然知らなかった、、。

5位の安野さんをテレビは1秒も取り上げなかった

こんな違和感が重なって、「日本のメディアは正しい情報を提供するかもしれないけど、報道する情報の取捨選択において偏りがある」と強く思うようになった。当たり前だろ、と思うかもしれないけれど、これを実感できたことは大きかった。

日本のマスメディアが伝えていないであろう現状を目で確かめたいと思って、中国旅行を決めた。

◇訪問した抗日戦争記念館・博物館

北の哈爾浜から南の南京までを観光しながら、抗日記念館・博物館に訪問しました。以下、訪問した抗日戦争の記念館・博物館です。

・侵華日軍第七三一部隊罪証陳列館
・偽満皇宮博物院
・九・一八歴史博物館
・侵華日軍南京大屠殺遭難同胞紀念館

外国人の予約や入場方法に関する情報が乏しく、たいへん苦労しましたので、それぞれの具体的な体験談や観光の際の注意点を皆様に共有させていただこうとおもっています。

それでは、これからよろしくお願いします。





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