関西在住、60歳(還暦)、男性 好物は「映画」、「古着」それから「格闘技」
フランス人俳優"ジャン・レノ"を中心に据えて書きたいと思います。
彼を最初に認識したのは1988年公開の"リュック・ベッソン"監督の「グラン・ブルー」だったと記憶している。
私の中では、主人公である"ジャン=マルク・バール"演じる「ジャック・マイヨール」を完全に"喰っていた”「エンゾ・モリナーリ」に、当時27歳で銀行員をやっていた私(以降「銀行のにいちゃん」という)は心を奪われたのである。
2人の関係は「終生の友」であり、フリーダイビングの世界では「最強のライバル」で、「終生のライバル」になるはずであった。ひたすら陽気に振る舞い、お母ちゃんが怖く、どこか陰が見え隠れする「エンゾ」は、「銀行のにいちゃん」 にはとても眩しく、魅力的に映ったのでした。
横道1
とにかく、パスタが美味そうで、食べ方も物凄く美味そうに食べていた。いきった「銀行のにいちゃん」は左手のスプーンの腹で右手のフォークをクルクル回す食べ方を即座に止めたのである。
"ジャン・レノ"のその後の活躍は多くの方がご存知だと思いますので割愛しますが、それでも1994年公開、同じく"リュック・ベッソン"監督作品「レオン」には触れざるを得ないですね。「いやーっ、格好いい!!」、先の「エンゾ」とは表面上真逆のキャラクターで、「喋らない」、「笑わない」、「冷静」、「非情」、「冷酷」な殺し屋が、「マチルダ(ナタリー・ポートマンが可愛い、可愛い!)」と触れ合うことにより、凍っていた感情が徐々に溶け出し、内包していた「優しさ」、「ユーモア」、「はにかみ」、「ぎこちない笑顔」が見えだします。やはり秀作ですね。
横道2
クイズです、「レオン」で敵役として活躍した刑事、この写真その方の若い頃です。分かりますかね。
そう、"ゲーリー・オールドマン"その人です。格好いいですね。「チャーチル」には驚かされましたね。
そして、2014年公開の"ローズ・ボッシュ"監督作品「プロヴァンスの休日」も外せません。おじいちゃん役ですが、まだまだ色気たっぷりです。
ストーリーは割愛しますが、なんせ"ジャン・レノ" が格好いい!特に赤と青の小紋のシャツを着ている彼がとても素敵で、未だに古着屋巡りをしながら「小紋の赤、青のシャツ」を探す旅が続いています。
横道3
唐突ですが、"ダイアン・レイン"も大好きです。彼女の主演映画に2003年に公開された"オードリー・ウェルズ"監督作品「トスカーナの休日」があります。
この映画もいい映画です。いい映画なんですが、紛らわしいんです。南フランス「プロヴァンス」と北イタリア「トスカーナ」は地理的に近くにあり、「双子」と言われるところです。当然風景はほぼ見分けがつかないし、そこにきて「休日」って、当然邦題のみのことですが、いつも言い間違えてしまいます。
ということで、今回は"ジャン・レノ"を中心に横道にそれつつ書いてみました。
現在74歳の彼は、最新作"ロマン・キャロット"監督作品「レッド・グラビティ」まで、56本の映画作品に出演しているとのこと。
これからも「枯れつつも醸し出す"色気"」で映画好きを楽しませてくれるでしょう。
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