「えろ」と「性教育」は別物ーアベプラへの違和感と日本の性教育の遅れ
ご訪問いただきましてありがとうございます。
「性」についての話題が議論されるようになって久しいです。
まだまだ日本は発展途上でこれから体制を整えていかなければいけない点が多数あります。
様々な団体や知識を持った方々が賢明に草の根的に活動をしています。
それらをあたたかく見守り支援したいと思いますし、賢明に活動されている方を尊敬いたします。
一方で、まだまだ日本は男性優位社会であることを忘れてはいけません。男性優位社会というのは、男性だけでなく、男性にぶらさがり媚を売ってきた女性にとっても得な社会ということを忘れてはいけません。
性教育もギャンブル?
さて、そんな中、Abema TVといえば、今では地上波と並ぶほどに認知度を獲得し始めているサイバーエージェント社が行っている事業です。
ニュースは毎日のようにYahoo!トップニュースに掲載され、影響力が多分に出ています。そんなAbema TVが地上波と異なる点といえば、決して保守的ではない、むしろ藤田晋社長のギャンブラー精神の現れのような事業といっていいいでしょう。
ビジネスにおいてはギャンブルも吉と出ることはあるかもしれません。藤田晋社長に言わせれば、それで結果を出してきたと言えるでしょう。
しかし、性教育についてはどうでしょうか。慎重さが求められる議題にもどんどん切り込んでいって、しまいには悪影響ということも考えられなくはないのです。
わざわざハニートラップをする人に性教育を語らせるのか
例えば、性教育とは知識が必要なものですし、ただセックス回数が多ければ性教育をできるかといえばそうではありません。
紗倉まな氏は「枕営業はあり」と発言をしたり、大物タレントに「(ハニートラップで)はめられた」と証言されています。しかしアベプラ(ABEMA)がやってきたことは、ハニートラップをしかける女性に「性教育」を語らせることでした。実際に寝なかったとしても相手が「はめられた」と証言しています。疑われるようなことはしないことです。もし嘘なら筆者ではなく、明石家さんまさんやメディアに抗議をすればいいでしょう。
※参照 デイリースポーツ各社が報じる
アベプラ(ABEMA)での視聴者の声
そんな中、アベプラ(ABEMA)での性教育の放送の実態は、視聴者からは「性教育」ではなく「エロトーク」と認識をされるほど。しまいにはAVを見ようという気さえおこさせていて、これではただのAVのニード喚起を起こす宣伝です。これは「性教育」が正しく認知されていない証です。
性教育は大切です、と言葉だけで言っても意味がありません。
そもそも視聴者がエロトークだと認識する放送なのに、18禁の同意表示もない。
誰が言うのか、
どのような話をするのか、
どのような表情でするのか、
どのような演出で行うのか、
などひとつ間違えただけで「性教育」ではなくなってしまうのです。
そもそも性教育とAV、エロは異なる
性=エロ ではないことは調べればすぐにわかります。
全然意味合いが異なることがわかります。
「性教育=卑猥、猥褻」と混同されたら、日本の性教育はますます遅れることでしょう。
性教育とAVやエロを混同しているのであれば、非常に問題です。
例えば英国では性を想起させる人を広告として使ってはいけないなどのルールがあります。
今回視聴者が性教育という内容を聞いているのにAVを見たくなったように、
すでに性への偏ったイメージがついている人の起用は子供にも悪影響なので避けるべきとあります。
参照:
ちなみに紗倉まな氏は出演者と● ●した、なども多数告発されています。
ちなみに乙武氏は現在アベプラには出ていませんが、以前は出演していた共演者です。その他の共演者とも似たような投稿がされています。
アベプラ(ABEMA)という社会を議論するメディアに関わっておきながら影響力を正しく慎重に使わねば、日本の性教育は後退するばかりです。
そこにもっと危機感を感じるべきだと思いますが皆様はどう考えますでしょうか。
続きます。