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摂りすぎていませんか?オメガ6脂肪酸

突然ですが、ご家庭では何の油を使って料理をしていますか?

サラダ油でしょうか?

それとも大豆油やコーン油ですか?

また、日々の食事が「魚料理少なめ」「お惣菜やファストフード、インスタント食品をよく食べる」ではありませんか?

今回はサラダ油などや惣菜などに多く含まれている「オメガ6脂肪酸」についてお伝えします。

「オメガ6脂肪酸」は脂質の1種で、「体内で作ることができない必須脂肪酸」なので食事から摂らないといけません。

しかし、ほとんどの人がオメガ6脂肪酸を「摂りすぎている」と言われています。

一方、同じ必須脂肪酸でも「魚油やエゴマ油、アマニ油に含まれているオメガ3脂肪酸は不足している人が多い」と言われています。

では、なぜオメガ3脂肪酸が足りておらず、オメガ6脂肪酸が過剰になっているのでしょうか?

答えは、「日本の食文化が変化したから」です。

元々日本は米や魚、野菜がメインの食事でした。

しかし…。

欧米文化が入ってきたことにより、肉やパスタ、パンが中心の食事に変化し、インスタント食品やファストフードも増えました。

つまり、和食よりも洋食や手軽なものを食べる機会が増えたのです。

そして、オメガ6脂肪酸は「スーパーやコンビニに売っているお弁当やお惣菜・冷凍食品・インスタント食品・スナック菓子・焼き菓子・ファストフードなどに含まれていることが多い」です。

また、「サラダ油・ごま油・コーン油・大豆油・ひまわり油など」にも含まれています。

この食の変化は「魚の摂取量つまりオメガ3脂肪酸の摂取量の減少、そしてオメガ6脂肪酸の摂取量の増加に影響」しています。
#私も魚より肉派でジャンクフードが好きでした笑

では、オメガ6脂肪酸の働きは何か?次回お伝えします!



参考:溝口 徹『「脳の栄養不足」が老化を早める!』青春出版社
南清貴「究極の食」講談社インターナショナル
守口徹「眠れなくなるほど面白い脂質の話」日本文芸社

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