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肌の乾燥を防ぐ油

オリーブオイルは「体にいい」とよく聞きますよね?

何が体にいいのかご存じですか?

今回はオリーブオイルに多く含まれるオメガ9脂肪酸についてお伝えします。

オメガ9脂肪酸体内で作ることができる脂肪酸です。

体内で作られるからといって摂らなくて良いのかというとそうではありません。

オメガ9脂肪酸には血管系のトラブル (動脈硬化・脳梗塞・心筋梗塞など) を予防する効果があります。

また、肌からの水分の蒸発を防いでくれるため、保湿効果があります。

オメガ9脂肪酸を多く含んだ油は、オメガ3脂肪酸と比べて酸化 (熱や空気、光で物質が変化すること) しにくいのが特徴で、炒め物など加熱調理に使えるのはもちろん、生で食べることもできます。

オメガ9脂肪酸は「オリーブオイル・菜種 (なたね) 油・米油・べに花油・ひまわり油・マカデミアナッツオイル・ヘーゼルナッツオイル」などに多く含まれています。
#菜種油は「遺伝子組み換えでない菜種を原料としている」「摂りすぎると心臓疾患を引き起こすエルカ酸の量が少ない」「圧搾法である」ものを選ぶのがおすすめです!

ちなみに、オリーブオイルは「エキストラ (エクストラ) バージンオリーブオイル」がおすすめなのですが聞いたことはありますか?

エキストラバージンとはイタリア語で「最高に純粋」という意味で「酸度が0.8%以下の鮮度が高い一番搾りのもの」です。

酸度が低いほど、酸化しにくく (酸化しやすい物質が少ない) 安定したオリーブオイルなのです。

スーパーで買う際は「エキストラバージンオリーブオイルと書いてあるものや、酸度が0.8%以下と表示されているものを選んでみてください!
#海外のスーパーではオリーブオイルの酸度が書いてあることが多いのですが日本では書かれていないことが多いです

また、酸化を早める「光」を防ぐことができる「遮光瓶に入っていることも大切です。



参考:溝口 徹『「脳の栄養不足」が老化を早める!』青春出版社
南清貴「究極の食」講談社インターナショナル
守口徹「眠れなくなるほど面白い脂質の話」日本文芸社

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