ケフィア第3世代「豆乳」1週間後 スクチャイDIY日記009 2024.11.17
<序>
一週間前の記事
「速報!ケフィア2世代即時誕生! スクチャイDIY日記004 2024.11.10
いた。」
の続きとして、このとき出来た牛乳ケフィアをタネ菌として「豆乳」で仕込んだ結果を報告する。
結論として問題なく出来、たいへんおいしかった。
なお、この回でケフィアも松ぼっくりも、豆乳ヴァージョンは終了する。
1.前回の仕込みから一週間
「速報!ケフィア2世代即時誕生! スクチャイDIY日記004 2024.11.10いた。」
の最後に、
「次回は豆乳で仕込んだ第3世代のケフィアの報告する。さてどうなるか?」と書いたのが2024/11/10だったが、本日は2024/11/17なのでちょうど一週間後だ。
上の写真のとおり牛乳ケフィアのタネ菌を使って豆乳を入れて豆乳ケフィアを作った。
その後、冷蔵庫の中でほったらかしだったのだ。
蓋を開けず、食べもせず。
(乳酸菌は密閉状態でも問題なく発酵する)
一週間たって、さて、中身は大丈夫か?
2.いい香りとおいしい味
心配することもなく、幸い中身は仕込み後に完成した状態を保っていていい香りだった。
蓋で密閉したまま一週間の放置だったが、中身は特に問題なく、おいしい豆乳ケフィアができた。
写真ではやや緩く見え、泡が立っているが、食べる前に瓶を振ったせいである。
なお、固体が緩いのは牛乳(ここでは豆乳)を低温で発酵させたためでもあるだろう。
緩めか固めかは好き好きだが、一般のヨーグルトと同様に牛乳(あるいは豆乳)を45度程度まで空気を入れるようにかき混ぜつつ加温するとより水蒸気が飛ぶことと乳成分が変性することで固めのケフィア(ヨーグルト)ができるようだ。
市販のヨーグルトは40-45℃で発酵させるためよりゼリーのような固めのプリン状になっているものが多い。
吾輩が今行っているのは室温による発酵なので必然としてそんなに固いのはできないというわけだ。
室温で放っておく発酵方法よりも手間がかかる方法ではあるが、固めの方が好きなら試してみてもいいだろう。
なお吾輩は多少固めのヨーグルト作りにも興味があるが、それよりもずっと手間を省いたこれまでの実験のやり方の方が好みである。
吾輩にとってケフィア(ヨーグルト)は飲み物だ。緩くて何ら不自由しないし美味しいのでこのままで上等なのだ。
3.「ケフィア+牛乳」が気に入った
一連の実験により、松ぼっくり+豆乳、松ぼっくり+牛乳、ケフィア+牛乳、ケフィア+豆乳の4通りが問題なくできることがわかり、それぞれをタネ菌として3代目まで成功したことをこれまでに報告してきたが、先日も書いたとおり、吾輩は豆乳ヨーグルトが元から苦手なので、今後はケフィアも松ぼっくりも豆乳ヴァージョンは作らないつもりだ。
今後のヨーグルト作成は好き嫌いという嗜好での選択になり、良いとか悪いとかの判断ではなく、それを人に勧める理由もない。
従って、当分はここで報告することはないだろう。
そういうわけで、今後の吾輩の「日常の食べ物」として、ケフィア+牛乳を引き続き育成していくつもりである。
毎回記事にはしないが、驚くべき長期間引き継ぐことができたらまた記事にするかもしれない。
ケフィアカプセルは既製品を買わねばならないので、なるべく今できているケフィアをタネ菌として使いたい。
そうすると出費は牛乳のみでケフィアを継続していくことができる。
1回の発酵期間が2日ほどとして、3~4日おきに500ml入りパック牛乳を買い求め、それにタネ菌を仕込むようなサイクルで継続していけば良さそうだ。
実験では1週間を多少越えても雑菌が増えないこともわかったので、1週間程度の留守も可能であろう。
4.手軽で安価なDIY(自作)ヨーグルトは最高
最後にもう一度言いたいが、市販の牛乳パックにそのまま混ぜるだけで室温放置で発酵が可能という手軽さと美味しさが最高だ。
ケフィアを継続生産できるかぎり、もう市販のヨーグルト製品は買わないつもりだ。
あるいは万が一途中でタネ菌がだめなってしまっても、まだ購入したケフィアカプセルは51粒残っている。
500mlで3粒なので、まだ17回分もあるのだ。
この気持ちの余裕も嬉しい。
牛乳ケフィアを食べ続けることでどういう健康効果が出るのかはわからないしそれが目的ではないので期待もしていないが、ともかくおいしい習慣として続けていきたいのだ。
出来たケフィアに水やジュースを混ぜてインドのラッシーのような飲物も作っても楽しいかもしれない。
小麦粉に混ぜるとナンの生地にもできる。
普通のヨーグルトとしていろいろ応用が利きそうなところも気に入っている。
(終わり)
これまでの記事:
<松ぼっくりヨーグルト>
1.松ぼっくり豆乳ヨーグルト(初回・1回で終了)
<ケフィア>
1.牛乳ケフィア牛乳(初回)
5.豆乳ケフィア第3世代(この記事)