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アラフォー徒然草:現実逃避というモチベーション

若いころの現実逃避

若いころ、現実逃避とは、なるべくやってはいけないと思っていた。何せ逃げているのである。逃げてはいけないものから逃げている。これが良いことのはずがない。さらに逃げ癖なんてつこうものなら、向き合うべき事に向き合えない人間になってしまう。そう考えて、現実逃避する自分を責めた事もあったし、自己嫌悪におちいってたりした。(今でもたまにそういう事をする)

現実逃避する自分を認めるという進歩

でも、長く生きているうちに、責めているだけでは何も解決しないと分かってくる。現実逃避したくなる自分をいったん認めて、その上で、どうやってうまく現実逃避を回避できるのか。そんな工夫を始める。

そんな工夫も、うまくいく事、いかない事と出てくる。全部うまくいくか、全くうまくいかないかではなく、勝率の話になってくる。

現実逃避という気持ちを有効活用する

さらに、最近になると、いっそ現実逃避する心を活かそうという逆転の発想になってきた。

具体的にしていくと、休日に、行き詰っている仕事の事を考えてしまうのが嫌だから、仕事のことを考えないようにするために、家の掃除に熱中するみたいなこと。もともとプライベートの時間だ、そこで家の掃除なんかがはかどっちゃったりする。

仕事の時も、気の乗らない仕事をするのに思い悩んでるくらいなら、現実逃避と称して、気乗りする仕事を先にどんどんやっちゃう事を許すということだ。これは通常、優先順位が高いものから手を付けよなんて、ビジネス書で書いてあるセオリーに反する。でもそうやって、手を動かしやすいことをやってると結果、勢いづいて、逃げてた仕事に手がついたりすることもある。

逆にわかりにくくしてしまうかもしれないが、ごみ焼却場の排熱を利用して、温水プールの温度を上げるみたいな事だろうか。

その根底には、いけてない自分を責めて生きてても楽しくないという気持ちがあるのだと思う。こういう考え方が多少でも、できるようになってきたのも、割と年齢を重ねてきてからだなあと思うし、もっとうまくなっていきたい。




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