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アラフォー徒然草:リスクの意味

ある友人が、とある大きな選択を考えるときに、不確定な事が多くて、思考停止になってしまうという話をしていた。それを聞いて自分は、起こりうる事態を、全てでないにはしても想定して、対策を事前に考えておけばいいんじゃない?と反射的に答えた。

だけど、後で一人になって考えてしまった。有事の事を考えるのはいい事だけど、どこまでいっても起きるかどうかは分からない。だから考えるだけじゃなくて、最後はやってみるしかないと腹をくくる事が大事じゃないか。

そこまで考えていて思い浮かんだ言葉が「リスク」だ。もっというと、誰かに教えてもらった本のタイトル「リスク 神々への反逆」だ。

僕は、このサブタイトルが秀逸すぎると思った。人間はリスクという概念を持つまでは、「神様の言う通り」でしかなかった。しかし、その概念を獲得した人間は、想定されうる事態を先んじて考え、備えることができるようになった。それは、神様(の用意する運命)に対する反逆だというわけだ。もうこのタイトルだけでリスクの本質を分かった気になって、本を読まないままになったくらいだ笑。なので上記はタイトルだけから僕が考えた事であって本書の内容の要約ではないです。すいません。

本題に戻る。リスクというと、一般的にはネガティブなイメージで、どちらかといういうと行動を抑制する方向に働く気がする。こういう危険性もあるよ、こういう事が起こると大変だよというような。

でも本来、リスクとは、行動の成功率を上げる対策で、行動を後押しするものだったはずなのだ。こうやって備えておくから、今行動に移せるというように。この考え方をちゃんと、意識しておかないと、石橋をたたいて、たたいて、壊して渡らないとかいう事になってしまうと思った。もう書いてて、すがすがしいくらい自分に言ってやりたい事になりました笑。

リスクがあるから行動しないじゃなくて、リスクに備えるから行動してもよい。これから意識していこうと思います。

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