<活動レポート>さつまいも・にんじんの栽培を開始しました!
みなさんこんにちは。お米を主食に!プロジェクトの公式noteです。これまで米の生産をメインとしてきた本プロジェクトですが、今期からその領域を「野菜」へと拡大させています。本日は野菜の種まきの様子をお届けします。
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なぜ、野菜の生産を始めるのか?安心安全な食を社員に提供するため、その領域を拡大させていく
本プロジェクトの目的のひとつである「安心安全な食を社員に提供すること」を実現させるため、まずは主食である米から生産を開始し、減農薬や自然農法を行ってきました。
順調にその規模を拡大させ、社員全員のご家庭へ配布できる量の米を賄えるようになりましたが、野菜や肉など、お米以外の食材の安全性が低くては意味がありません。理想は、口に入るものすべてが安心安全な食材である、という状態だと思っています。そのため、野菜や畜産へと領域を拡大していこうと考えており、今期まずは野菜から生産に着手したというわけです。
野菜といっても種類がさまざまですが、今期は「大豆」「にんじん」「さつまいも」などをを農薬不使用で栽培することにしました!
さつまいもの挿し穂を植え付け!安納芋とシルクスイート
雨が続いた7月初旬、奇跡的な晴れ間の中、さつまいもの苗を植えました。
さつまいもの苗って、見たことありますか?一般的な苗は、土とともにポットで見かけることが多いと思いますが、さつまいもの苗は下の写真の通りです。
今回栽培する品種は、「安納芋」と「シルクスイート」です。
安納芋は種子島原産のさつまいもで、読み方は「あんのういも」。比較的糖度が高く、また丸みのあるフォルムが可愛らしく、今やさつまいもの代名詞となっています。
一方、シルクスイートは紅はるかの親の一つである「春こがね」と「紅まさり」を掛け合わせて誕生したさつまいもです。新しい品種のため、まだまだ生産量が少ないようです。収穫して間もない時は、ホクホクした感じに焼きあがることが多く、しっかり寝かせると、水分量が変化し、ねっとりとした食感になります。
ところでみなさん、さつまいもを植え付けたことはありますか?
野菜の苗の多くは、土とともにポットに植えられていますが、さつまいもはそうではなく、挿し穂を土に活着させていきます。(挿し穂=植え付けのために、さつまいものつるを取ったもののこと)
▲さつまいもの挿し穂
つるが土にすれば、その先に芋ができていきます。
▲挿し穂を植え付ける社員
収穫後に、品種による味の違いを体験するのが楽しみです!
次はにんじん!種から育てていきます
続いて、にんじんの種播きです。にんじんは緑黄色野菜の代表で、栄養価が高く、また多くの料理で使えるため、今期から育てることにしました。
▲種まきをする社員
にんじんの種は、好光性種子と言って、発芽するのに光が必要です。そのため土をは厚く覆いかぶせるのではなく、ぱらぱらと撒くようにしました。夏に種をまいたら、収穫は秋〜冬ごろ。どれくらい収穫できるか、楽しみです。
▲以前種まきをした大豆も大きくなっています。
また、この日には毎月恒例でバクチャーも散布しました。農家さんから社員にレクチャーいただいて、実践。
バクチャーを撒き終わると、その後は豪雨となりました。雨の間に作業ができて幸運でした。
いかがでしたか?今回は野菜の生産について、ご紹介しました。今後も成長の過程をお届けしていきます!
本プロジェクトは、複数の企業様に賛同いただき、作付面積を拡大しています。本活動をSDGsの一環として取り入れている企業様もいらっしゃいます。新しい社会的活動として興味のある企業様や、「自分たちの地域で活動してほしい」という自治体様はお気軽にご連絡ください。
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