読書メモ『読みたいことを、書けばいい。』

『読みたいことを、書けばいい。』
人生が変わるシンプルな文章術
著者:田中泰延


文章を書くのだから少しは「文章術」なるものを勉強しなければ、と思い、タイトルに惹かれて手に取りました。
単純に初心者にも読みやすそうだと思ったからです。

実際読んでみて、

冒頭の「あなたはゴリラですか?」の話から終始面白い。
「文章術」とか「いい文章が書けるテクニック」とか知りたかったはずなのですが、そんなことはどうでもよくてシンプルに面白いです。

自分がおもしろくもない文章を、他人が読んでおもしろいわけがない。だから、自分が読みたいものを書く。

田中泰延「読みたいことを、書けばいい。」,ダイヤモンド社,2019年6月12日,6頁

自分が読んでおもしろいと思う文章・・・どんな文章を読んだときにおもしろいと感じていただろうか?
そもそも自分の書いた文章はどうだった?
と考えるようになりました。

読みやすい・わかりやすい・おもしろい
まずはこの3つを意識して、書くようにしようと思います。
簡単なようで実際はなかなか難しいですが。

いずれは、たくさんの人に読んでもらえ、SNSでバズり、本を出せたりして・・・

たくさんの人に読んでもらえ、web上やSNSでバズり、内容が効率よく人に届き、とてもおもしろく、わかりやすい文章を簡単に書く方法。それは短くいうと、こうだ。

田中泰延「読みたいことを、書けばいい。」,ダイヤモンド社,2019年6月12日,269頁

つづきは本書270頁、あるいは横山光輝『三国志』18巻147頁に書かれています。

「書くこと」に興味がある方もない方も楽しめる一冊だと思いました。

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