2022/10/16 脱皮
・先週辺りから消化機能が著しい衰えをみせ、一日一食食べたら寝るまで吐き気と胃部不快感を抱えるようになった。
それでいて、お腹は大盛りラーメンを2杯食べた時のようにバンバンに膨れてしまう。これがなかなか辛い。しかし食べずにいると次第に空腹由来の気持ち悪さが出るので、一日一食と間食でSSサイズのみかんやアイスを食べて凌いでいる。これが一番吐き気が軽いので。
・吐きづわりと匂いづわり(つわりと聞いて1番イメージされるであろう、食べ物を前にした女性が口許に手を当ててトイレに駆け込むアレ)と食べづわり(空腹により吐き気が出てくる厄介なやつ)を併発している私は、現在かなり精神的に余裕がなく、夫への当たりが強くなってしまっている(夫談)
大変申し訳と思う反面、他人への気遣いが出来る状態にないんだよなという絶望感があるのも事実だ。
・また、妊娠によって体型が否応なしに変化していく日々に酷く拒絶反応を起こしている。これがまた、つわりで余裕のない精神を更に削っていく。
正直、妊娠前や妊娠発覚直後はこんな気持ちになると思わなかったのでとても困惑している。
・元々太ることに対して強い抵抗感があり、軽度の摂食障害を経験した自分にとっては望んだ妊娠であろうと身体が丸みを帯びることを許せなかった。
赤子のいる胎だけがまん丸と大きくなるのだろうという期待は早々に打ち砕かれ、脚や腕、胸や腰周りがふくふくと柔らかく丸みを持ってきたことに気付いた時、本当に久しぶりに自主的な嘔吐をした。
日に何度も体重計に乗り、100gでも減っていれば安堵し、逆に増えればこの世の終わりかというほど悲嘆に昏れる。そんな生活を送っている。
・何より耐え難いのは、自分の意思と全く関係なく身体が肉を蓄えていく現実だ。
食べる量は妊娠前より減っているのに、どんどんと下腹部や太腿が柔らかな厚みを纏っていく。それを打ち消すために激しい運動をすることは出来ない。そもそも毎日吐き気と戦い、少し歩くだけで貧血を起こしてしまう今の自分に運動が出来るはずも無い。
食べる量を減らすことは出来ない。食べづわりがあるからだ。以前のように過食嘔吐をしようかとも思うが、流石に我が子に申し訳ないので出来れば回避したい。
この状況が、とてつもない勢いで精神を削っていく。
・母としての意識も自負も持っていないのに、胸は肥大化し、今まで見たこともない場所に毛が生え、腹回りは丸くなっていく。自分の意識や行動と関係なく、身体が作り替えられていく。それも、強制的に。
残念ながらその変化を肯定的に受け止められない。少なくとも今は。
だからこそ、父親になっても強制的に身体を作り替えられない、父親になることと体型の変化がイコールで結ばれない立場にいる夫から、妊娠前と現在の体型の変化について言及されると、烈火のごとく怒り狂いそうになる。素人は黙っとれ、だ。
・太古の昔より設定された、性差による抗えない役割分担に今更苦言を呈することはない。それはもう、個々人の努力では乗り越えられない問題だからだ。
でも、どうしても羨ましさは感じてしまう。仕方ないと思いつつ、割り切れないものがあるのも確かだ。
・閑話休題
・唐突に右の人差し指の下あたりが激痛を訴えたため、湿布を貼って対応している。
あ。今更だけど、貼っちゃいけない種類の湿布もあるのに確認せずに貼ってしまった。まあ仕方ない。
・たまに体の一部に激痛が走り、どうしようも無くなる経験が私にはままある。
多分神経伝達系のバグなんだろうけど、なかなか耐えられないのでやめて欲しいと思う。思うようになってもうすぐ四半世紀以上経つが。
・そんなことを書いていたら日付を超えてしまった。
手をつけたのは23:30頃だからセーフとして欲しい。
遠出から帰ってきた日はなかなか日記の更新が出来ない。なので、手をつけただけ偉いとする。
・これを打ちながら10分ほど夢の世界に行っていたので、これで終わりにしようと思う。
・おしまい。おやすみ。