ひかりをみた 13 一花 2024年8月8日 12:02 物心ついた時から、私は私という存在を「無かったこと」にして欲しかった。雨の日に傘をささない小学生は数多くいるけれど、私の場合は濡れるのが楽しいのではなくて、そのまま融けて消えてしまいたかった。雨の日だけじゃなく、毎夜「どうか明日になったら私の存在も記憶もこの世界から消えますように」と願って眠りにつく。もう怖い思いをするのは嫌だ、疲れた、楽になりたい。それは歳を重ねる毎に強く深い願いになった。そんな私が、母になった。 ダウンロード copy ここから先は 1,165字 切り売りプラン ¥500 / 月 初月無料 他人の人生が覗けます。 恋のこと、育った環境、壊れた人間と壊れた家庭、精神疾患とここだけの話を月1~4記事投稿します(なるべく) たまにメンバー限定記事も上げます。闇はいつもより深めです メンバー限定の会員証が発行されます 活動期間に応じたバッジを表示 メンバー限定掲示板を閲覧できます メンバー特典記事を閲覧できます メンバー特典マガジンを閲覧できます このメンバーシップの詳細 ログイン #子供 #未来 #未来のためにできること #母親 13 この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか? チップで応援