あなたにそこまで気付かされるだなんて
最近、なんでもない日常が、楽しい。
メダカやエビが泳ぐのをボーッと眺め
植物たちをお手入れして水をあげ
子どもたちがシルバニアファミリーを並べる様子を見せてもらい
朝から晩まで、もふひよの愛らしさに癒され
いただきもののタケノコを、今日はどういただこうかと考える。
毎日、いろんなことがある。
今年の2月初めからnoteを続けているのだけど、ネタが尽きない。というか、noteに載せようと思って撮った写真たちが『順番待ち』している状態。
子どもたちの休校は延期となり、外出もできるだけ控え、はやりのzoomにも乗っからず、友人とおしゃべりで気晴らしすることもない。
明らかに自由はなくなったし
生産的なことは何もしていないけれど
この日常が今、なんとも心地いい。
大変な状況に陥っている方もたくさんいる中
のんきだと言われればそうなのだ。
医療や暮らしを支える方々には、感謝しかない。
ライフラインが止まっていないからこそ享受できる
なんでもない日常なのだ。
今朝、イタリアに暮らす池本さんのnoteを読んだ。
ご存知のとおり、イタリアは状況がもっともひどい地域の一つ。外出禁止令、医療崩壊、仕事を失い、スーパーに買い出し行くのも数時間待ち。
どれだけ心が折れ、不安な毎日を過ごされていることだろうか。
池本さんのnoteは、こう締めくくられていた。
そうか、いつも食で労って労われていたのかもしれない。
食べ物だけに限った話ではない。
掃除や片付け、植木鉢の手入れなどあらゆる面で
お互いに感謝が足りなかったのかもしれない。
ストレスの捌け口のなさにギスギスしすぎていた。
こんなふうに思えるだなんて…
食品クーポン、新型コロナ…
あなたにそこまで気付かされるだなんて、誰が想像したことか。
本当のところ
目に見えないほど小さなウイルスが
私たちに持たらしているものは何なのだろう?
もっと、しっかり感じて、
その意味を大切に受け取りたいと思う。