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溜め込まない勇気
鬱により退職してから、
自分も向き合い続けるも、
今後どんな仕事がしたいのか?
どんな仕事なら続けられるのか?
悩んだ結果、
『就活について1から学ぼう!』と思い、
就労支援センターで
1ヶ月の研修を受ける事にしました。
正直、最初は怖かったです。
“途中で体調崩したらどうしよう”
“どんな人達がいるんだろ”
“殺伐とした雰囲気だったら…”
“皆ライバル視全開たったら…”
でも、
行ってみてわかったのは、
年齢や状況は違えど、
“皆同じスタートラインに立つ仲間”
だった事。
『真面目に模範的な受け応えをすべき!』
という頭カチカチな私の思考は、
あっという間に解きほぐされました。
『どうせ学ぶなら楽しもう!』
という気持ちが強くなり、
色々な方と話せば話すほど、
カッコつけたり、
力む必要はないんだと気付き、
座学に集中出来てるのが本当に幸せだなと感じました。
私の中では、
就労支援センターへ毎日座学を学びに行く事も
ある意味“社会復帰”だなと考えています。
一歩前進できた!と
前向きな気持ちでいたある日、
スタッフの方との定期面談で、
痛い一言を言われました。
『ウチは“正社員での採用”を売りにしていますが、今の現状ですと、あなたには正社員での就職先はありません。』
覚悟はしていたけれど…
まだ完治していない鬱持ちの人に、
そこまでストレートに言うのか…
確かに就職率を上げたいだろうし…
欠陥品は最初からいらないよな…
もうここに通う意味はないのかも…
と
悶々としていたのですが、
グループワークで仲良くなった方に
サラッと相談したら、
『その言い方はそれは間違ってる!
別のスタッフの人に、すぐ相談したほうがいい!』
と言われ、
すぐ別のスタッフに相談。
その方も一緒に話してくれました。
すぐ謝罪を受けました。
『鬱でも正社員になった方、手帳持ちでも就職された方は沢山います。
伝え方が悪くて申し訳ありませんでした。』
別に謝罪してほしかったわけではないけれど、
色々改めて説明を受け、
まだ通ってもいいのだと思えたので、
安堵したのですが、
今回の様に、
すぐに不満を早期解決出来た事が初めてだったので、
相談した仲間には本当に感謝しかないのです。
“悩みを溜め込む癖”
“不満を自分1人で解決しようとする癖”
からの
“自滅”
という悪循環ループから
初めて抜け出せた経験でした。
“自分を肯定していいんだという自信”
“すぐに悩みを相談する大切さ”
“自分を大切にする重要性”
きっとまた悪循環ループにハマる事は、
今後もあると思うけれど、
誰かの力を借りて解決できるのならば、
怖がらず頼ってみる事も良いのかもしれないなと思えました。
“心の霧が晴れる瞬間”
新たな発見を得られた研修1週間でした。
#HSP