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「雲の上の図書館」という素敵空間
高知県の梼原町にある「ゆすはら雲の上の図書館」に行ってきた。
山に囲まれた梼原町、この図書館がとっても素敵だったのだ。
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隈研吾さんという建築家がデザインしている。
東京オリンピック・パラリンピックの開催にあわせて作られた、新国立競技場を手掛けた建築家である。梼原町には、隈研吾さんがデザインした建築物が多数ある。
本と木組みに包まれた森のような図書館を作りました。
棚田のような段々の空間で大地と建築をつなぎとめ、小さな空間を散りばめることで、リビングのように心地よい読書空間を目指しました。
朝には木漏れ日のような光で満ち、気候の良いときには外に開かれる心地よい場所です。
梼原の木のぬくもりを肌で感じに来てみてください。
隈研吾さんの言葉
この図書館があるというだけで、梼原町に住みたいと思えるほど癒しの空間だった。こんな素敵な図書館で毎日、本を読んで過ごせたらどんなに幸せだろうか。
訪れた日は非常に天気が良く、窓が全開になっていた。BGMは鳥のさえずりだった。窓の外は空の青と山の緑でいっぱい。
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館内には、海洋堂のジオラマが多数展示されていた。
図書館といえば、静かに過ごさなければいけないところが多いと思う。しかし、この図書館は会話OK(大声での会話や、他の利用客の迷惑になることは✖️)
「○○禁止」のような貼紙をなるべくしない空間づくりを目指しているとのこと。
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車で少し走ったところに、温泉とプールの施設がある。
道の駅みたいになっており、食堂もあった。
キジ肉の料理が食べられるということで、私はキジ丼を食べた。親子丼のような感じだが、親子ではないので、他人丼になるのだろうか。要は、キジ肉と卵とじのどんぶりだ。
夫はキジ肉が入ったカレーを食べていた。ひと口もらったが、カレーに埋もれており、キジはあまり感じられなかった。
同じ敷地内に「隈研吾の小さなミュージアム」があり、刎橋(はねばし)が鎮座している。
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ミュージアム内は木の匂いで充満していた。壁がガラス張りで透明のエレベータにテンションが上がった。
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鳥居をくぐると橋があり、その先に神社がある。
この橋、坂本龍馬脱藩の道にもなっていた。
本殿の飾りの龍の目がクリクリしていて可愛かった。
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本当はもう少し歩いて散策したかったのだが、この日は本当に暑くて諦めた。
ゆすはら座など、他にも気になる場所があったので、また近いうちに連れて行ってもらう。車で行くと、2時間もかからないぐらいで着く。しかし、公共の交通機関を調べてみると、到着まで1日がかりだった。遠回りして行かなければならないのと、バスの本数が少ないようだ。日帰りは難しそうであった。
梼原町民ではないので、図書館の利用登録ができないと思い込んでいた。
しかし、愛媛県民は利用登録できたようだ。帰宅してから気がついた。
絶対にまた連れて行ってもらう。
そして、この素敵空間でゆったりと読書をしたい。