小学生の自分は驚くほど寡黙。何も言わずにやりたいことをやっている。
私は、昔から書くことが好きで。一度紙に向かって鉛筆を走らせたら、ゴールまで止まることはありませんでした。
昔から...。思い返せば、小学三年生の頃かもしれない。
その時の担任の先生は、日記が大好きな人でした。
遡ること、11年前
新学期最初の登校日、先生から「私は日記を読むことが好きだから、みんなが書いたものを読んでみたい。書いて!」とのお願いが。
そして生徒全員に日記用のノートが配られました。
一冊のノートを、横に向かって5等分したような長細い形状。
アサガオ表紙のジャポニカばかり使っていた当時の私(虫のは苦手!)にはなんだか新鮮で、新しいおもちゃを買ってもらったような、じわ〜っとした嬉しさがありました。
それからというものの、日記は毎週金曜日の宿題になり、週明けの月曜日、友達と見せ合いっこをしたらびっくり。
私の日記、長っ!!!!
ちょっと今思うと狂気を感じるくらい笑
1ページも書かない人が多いなか、私は何をそんなに書いていたのか、基本的に3ページは書いてました。
もちろん長いから良いということじゃないし、ひたすら出来事の実況中継でしかなかったのだけれど笑
中身はともかく「書くことが好き」じゃないと書けない長さで、、。
提出した後の、先生からのはなまるチョウチョウ植木鉢verがとても嬉しかった。
褒められると俄然、やる気が出る私。
学年が上がり、担任の先生が変わってからも、夏休みには自主学習として日記を提出し続けます。
そのときの日記帳をたま〜に読み返してみるのですが、自分なのに、自分じゃない誰かの文章を読んでいるみたいで、なかなか面白いです。
今までなんとなく実感していた、「書くことが好き」の根幹は、このころの日記習慣から始まっていたのかもしれないなぁと、最近つくづく思います。
本当に好きなことって?
「自分が本当に好きなことがわからない」
「私は何をしていけばいいんだろう。」
ウズウズ。モヤモヤ。感じることありませんか?
私は高校3年生のとき、 進路で悩みに悩んで、上記のことを毎日のように考えていました。
”本当はやってみたいこと”を我慢して、”やらなきゃいけないこと”に時間を注ぎ続けてしまう。
”やってみたい”気持ちを先延ばしすることに慣れてしまって、そのことに対する関心が薄くなっていく。
そして、一通りやらなきゃいけないことが終わって、いざ、やりたいことが自由にできる!ってなった時に、なんとなく、やりたくない、、。
今回は、そんなぼやけてしまった「やりたいこと」「ワクワクすること」をキリッとさせるための方法。これを発信したいと思います。
「小学生の自分に、密着取材する」
小学生、にこだわらなくてもいいのですが、思い出せる限り過去の自分から聞き出してみる。
できるだけ一緒にその過去の時間を共有して、その頃の自分の気持ちを感じてみてください。
私は、一番思い出しやすい自分が小学生だったので、そのころの自分に取材。
「今何が好き?」と聞いて、返ってきたのが「日記」です。(他には「漫画を描くのが好き」とも)
いやいや、その時は好きだったけど今は別に...。ちょっと幼いし...。
などと、感じる場合もあるかもしれません。
でもでも!!不思議と小学生の頃に夢中になっていたものは、今でも面影を残している可能性が高いと思うんです。
気づいていないだけで、その興味が形を変えて、一見違うように思える今の興味にもつながっていったり。
そんな風に感じます。
今は、昔よりも多くの情報があるし、理想とともに現実も考え出してしまうことが多かったり。こんなことしても何になるのか…とか、考えてしまったり。私は、心の癖なのか、よくあります😅
もし今、このような気持ちが邪魔して、自分にとって純粋にワクワクする、本当に好きなことがわからなくなってしまったら、
一度、小学生の頃を振り返って、当時の自分と対話してみる。
そうしたら、潜在意識にある、純粋な、損得勘定の何もない、自分の心が欲しているものの本質が見えてくるかもしれません。
新しいことを始めたい。でも、具体的に何をすればいいかわからない。
というときにも、この方法で確認した「好き」を、今の自分に合わせてアレンジできないか、考えてみる。
「好きの素」探し
↓小学生の自分に取材
「日記」が好き!!!!
↓本質
「文章を書くこと」 「自分の内面と向き合うこと」 「思い出を形に残すこと」 「誰かと共有すること」が好き
↓今の自分は
パソコン・スマホが使える。不登校、ラジオのヘビーリスナー、受験など、自分にとっては大きめの経験をすることができた。
↓アレンジ
日記帳を飛び出して、もっと広い世界で、その出来事から得た学びを誰かに発信したい!!!!
というふうに、考えを広げていけたら🙆♂️
新しいことだとしても、自分の好きが軸になっていれば、少しの不安はあっても無理なく楽しめる。
”新しいこと”というと、今までの自分とは全く違うことをしなければ!と思うかもしれないですが、もっと自分の中で”新しいこと”の枠を広げていいと思うんです。
いつもの自分がやっていないことは、全て”新しいこと”!!
もちろん、必ずしも過去の自分に関することを軸に考える必要はありません。好きだと感じたら飛び込む!その直感に、きっと間違いはありません😼
ですが、言葉に語源があるように、「好き」にも根源があるはず。
あの頃の自分の、ただただ楽しくやっていた感覚。
それを少しでも思い返す時間を作ることで、もっと自分の「好き」がくっきりと見えてきやすくなるような気がするんです。
これも一つの方法として、お土産感覚で持っていってくださると嬉しいです!
少しでも、読んでくださったあなたの心に晴れ間が広がっていきますように。
最後まで読んでくださってありがとうございました🌈
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