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賃貸でもお気に入りの空間に。和室の工夫についてのお話
何かと制限がついてまわる賃貸住まいの中でも、お気に入りの空間を仕立てて楽しんでいきたいと思って暮らしています。
以前は台所編をお話ししましたので、今回は和室をどのように工夫しているかについて掘り下げてみようと思います。
よろしければ、以前の投稿も合わせてお付き合いください。
扉を外して空間をつなげる
ダイニングと和室が襖で仕切られているわが家。
もともと会社の従業員さんたちが暮らしていた物件ということもあり、個々の部屋を確保するために仕切りが多く存在している家なんです。
襖を外して、ダイニングと一続きにすることで広いリビングのようなイメージで時間を重ねてきました。
これまで畳のある賃貸を選んだことはなく、畳=古臭いイメージすら持っていたのですが、今はゆったり腰を下ろすならここでしょ
、と足をのばしてリラックスタイムを楽しんでいるわけです。
そういえば入居時取り換えたばかりの畳から香るい草のさわやかさってとてつもなく幸福な気持ちに直結していたなあ。
和室あって正解!と思った瞬間。
リビングの中にフローリングと畳の空間が両方存在するイメージで戸を外しているので、畳空間に座卓を置いたりテレビ近くに持っていったりして、季節ごと気分ごとに配置を変えて楽しんでいます。
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そして、和室には押し入れがあるわけで。
その引き戸も外してしまいました。
(ちなみに外した襖たちは2階の本棚奥へ。小物を飾るのにちょうどいいでっぱりです。)
![](https://assets.st-note.com/img/1714436886987-Xoe1c9YMaE.jpg?width=1200)
中には家族5人分のシーズン服を収納しています。戸がないため押し入れの中をいつでも見えていい状態に整えておきたいと思うようになりました。
扉の奥になんでもかんでもしまい込んでしまって見ないふりをしていた思い出すと苦い時代が教訓になっているのかもしれません。
自然と入れておくものの数にも注意がいくようになり、何より持っている服が一目ですべて見えるので使いやすくなりました。
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動かせる収納で家族の変化に対応する
7年前に入居してから、和室の一角はずっとキッズゾーンです。登園から登校へと子ども達が成長していく度に、必要なものの量や種類、使いやすい位置、置きやすい高さが次々に変化していきました。
壁に大きな穴をあけることはできないし、またいつか引っ越すことを考えると大きい家具の購入も避けたい。
さまざまな使い方ができて、どの成長過程でも柔軟に長く対応し続けてくれる収納家具選びが大切だと思いました。
そこで、私がたどり着いたのはオープンラックです。
ourhomeさんが作られているヒノキの棚で、店員さんが実際に子育てをされながらあるといいなと感じたものを商品にされているというだけあって汎用性があってかつ実用的。
中でも、一番の魅力は背板がないことです。
お気に入りの入れ物なのに、ラックを変えるとサイズが合わないってことはわりと起こりやすいですよね。
このラックは、少し長めのかごや箱でもラック自体を壁より少し手前に配置することで、奥行きを制限なく使うことができるんです。
高さもわりとあるので、背の高い絵本もファイルも入れられて重宝しています。
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![](https://assets.st-note.com/img/1714437905558-qL3vbRONUe.jpg?width=1200)
ファブリックを楽しむ
和室の窓と言えば障子。
ここにはちょうどいい大きさのリネンの布を持っていたので吊るして使っています。
窓を開けると外をお散歩している人とバッチリ目が合うので目隠し要素として、また、THE和室な雰囲気が少し和らぐようにという期待要素として。
時々、「やってるかい?」とお店のれんをくぐるようにリネンの隙間から「○○ちゃーん」と娘の友だちの声がします(笑)
今日は、和室編のお話でした。
写真を並べてみると、その変遷にこの家に長く暮らしてきた時間をしみじみ感じてしまいました。子ども達の体も20㎝くらいは大きくなっていると思うんです。時が経つのはどうしてこうも早いんでしょうかね。
成長するに連れ手狭に感じることもありますが、大きくなった体でも気持ちよく過ごすためにできることはあると思うので、そのためのアイデアや工夫を見つけ楽しんでいきたいと思います。
最後までお付き合いくださりありがとうございました。