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【子育てがラクになる法則】子育てと母親のリアル

「子どもは抱っこしすぎたら抱き癖がつきます」
「子どもに伝えるときは”アイメッセージ(「お母さんは〇〇してほしい」など)”を使いましょう」
「子どもの癇癪は無反応に徹しましょう」


聞いたことがあるフレーズかもしれません。


今の時代は情報が溢れていますから、
気になるキーワードを検索すれば
いたるところで「子育て方法」「対応の仕方」はヒットします。


知らないうちにこの罠にハマっているのは
私たち現代人!


あらゆる物事を検索して調べて「答え」を探す習慣が
びっくりするくらいにこびりついています。


もしも、巷に溢れる情報が、千差万別の子育て状況に誰もがピッタリ合って、誰にでも活用できるのだとしたら

おそらく、
世の中のお母さんや子どもたちの幸福度は上昇しているはずなんですよね。


令和2年度の文部科学省の調査によると、
『子育ての関して不安を感じる女性』は
いつも感じる・・・17.1%
たまに感じる・・・59.3%
あまり感じない、全く感じない・・・23.6%

8割近い女性が子育てに不安を抱えているのが現状です。


内容別の調査では
子どもの生活習慣の乱れ・・・44.7%
子どもの健康や発達について・・・38.6%
しつけの仕方がわからない・・・37.9%


子どもの育て方、しつけの仕方は学校では習ってきていないですし、
核家族化が進んでいることもあり
一番身近な親から受けた関わりをたよりに

見よう見まねで子育てが始まります。


子育てを通してイライラしたり、子どもの言動にストレスを感じたりしたときに、「どうしたらいいかわからなくなる」のは
当然と言えば当然なんだと感じます。


だからこそ、「子育て方法」「対応の仕方」を示した情報は
私たちの「どうしたらいいかわからない」を解決してくれるものになります。


ただ!
ここで問題が起きていることに気づきます。

それは、
・「どうしたらいいのか」を探し続けていないと不安になる
・「書かれている通りにすること」が正しいと疑わない

という現象。


これまで200人以上のお母さん方の相談を受けてきて、ハッキリ言えることがあります。

相談に来られたほぼ100%のお母さんが
「子育て方法」「対応の仕方」に翻弄されて
子育てが「しんどいもの」「大変なこと」となり
疲れてしまっている

と言うことです。


逆に言うと、
このお母さんたちの子育てが
「大変」から「ラク」になっていかれた理由はというと

ズバリ

「子育ての正解は自分で決める」

選択をされたからです。


どう言うことか?
【決めるだけで「子育ては大変」ではなくなる法則】と言うタイトルで書いていきますね。


ぜひ参考にしていただき、
親子の幸せな瞬間が増えるきっかけにしてくださると嬉しいです。




【決めるだけで「子育て大変」ではなくなる法則】


「子どもは抱っこしすぎたら抱き癖がつきます」

「子どもに伝えるときは”アイメッセージ(「お母さんは〇〇してほしい」など)”を使いましょう」

「子どもの癇癪は無反応に徹しましょう」


これらよく見るフレーズ、
これが正しいと言われたとしたら
どうしますか?


おそらく9割以上の方が
「そうか!そうしなきゃいけないんだ!」と受け取り

大変だ!抱っこしすぎてた〜
わ、アイメッセージとか使ってない〜
癇癪起こしてるこの子を見て、無反応なんて無理〜

そんな脳内会話が起きていませんか?


抱き癖がつく、これはエビデンスがあるかもしれないですが
特別な疾患などの事情がない限り
中学生になってまで「抱っこして」と言ってくる子どもは
まずいないと思います。


そうであるにもかかわらず、
本当は抱っこしてあげたい、と思ってる場合であっても
「抱き癖がつくから抱っこは控えなきゃいけない!」

そう頑なになってしまうことがあります。


「抱っこしたいのに、抱っこしちゃいけないから、抱っこしない」
この文章読んでどんな気持ちになるでしょうか?

=======
自分の気持ちに反して(嘘をついて)
〇〇と言われているから
それに従う
=======


〈〇〇しなければいけない〉
〈〇〇してはいけない〉
〈〇〇するべき〉

に縛られて、がんじがらめになっていることにお気づきかと思います。


(アイメッセージや癇癪については、また別のどこかでお伝えしていきます)

今回は「抱っこ」を例に挙げて書いていますが、
これは実は
子育てがラクになっていくための全ての鍵となる部分です。


〇〇しなきゃいけない
〇〇にならないように
〇〇しておけば安心
〇〇したらいいと言われた

すべての判断基準が
”自分以外の誰かや何か”になっているから
心がアレルギー反応を起こしているのです。


要するに、
執着、不安、他責に縛られている状態が起きていて

「自分はどうしたいのか?」
「自分はどう感じているのか?」
から目を逸らしてしまって

「〇〇しなきゃいけない」
と思い込んでしまった状態です。


子育てがラクになっていく鍵は

〈自分で決めていい〉と自分に言ってあげること
〈自分で責任を持てる〉と自分を信頼することです。



〇〇しなきゃいけない!!と縛り付けて子育てをする自分と

ただただ、
子どもと幸せな気持ちを味わって子育てをする自分と

どちらの自分で子育てしたいか
子どもの前に存在したいか

これも自分で決めること、選択することができます。


子育てや生き方にこの法則を取り入れられて、
子育てが「ラク」になったと
変化されているお母さんたちがいます。


そのお母さんたちに共通しているポイントは

"潔さ(いさぎよさ)"
"どの視点で見ると決めるか"

どこまでも決断と覚悟か〜
という結論に至ります。


=============

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