自己紹介|はじめてのnote
こんにちは、森 宜裕(もり よしひろ)です。
私は現在、スポーツリズムトレーニングのシニアインストラクターとして活動し、アスレティックトレーナーとしても現場でサポートしています。
初めてのnoteということで自己紹介させていただきます。
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私の人生は、リハビリから始まった特異な経験に根ざしています。
生まれたとき、私は4396グラムと比較的大きな体重で産まれましたが、左腕に麻痺を抱えていました。
この障害は私の人生に深い影響を与えましたが、同時にそれを克服する力も育てました。
0歳から始まったリハビリは、私が理学療法士を志す大きなきっかけとなり、数々の学びを重ねる中で理学療法の道に進む決意を固めました。
京都大学で理学療法士としての知識と技術を磨いた後、社会人1〜2年目は病院での勤務を経験しました。
この時期は専門知識を身につける貴重な時間でしたが、心からの情熱を持てずにいました。
その後、人生が大きく変わる出来事が訪れました。
東日本大震災です。
社会人1年目をぬるい気持ちで過ごしていた私にとって、「何をしているんだ、俺は」と若造ながら無力感を感じていた一人暮らしのアパート。そのときテレビで見たスポーツのニュースだけが、厳しい状況にもかかわらず明るさをもたらしていることに心を打たれました。
この経験が、私に新たな目標を与えました。私は、スポーツの力で人々を支えたいと強く感じ、アスレティックトレーナーを目指すことに決めました。
アスレティックトレーナーとしての道を歩む中で、スポーツの第一線で戦う人をサポートする知識と技術を追っかけました。
それは自分にとって今でも財産となっております。
ただ、運動そのものの楽しさ、スポーツが世の中の人を元気にすることという、この業界に飛び込んだ目的からは少しずつずれていたようにも感じておりました。
そんな中で私は、「スポーツリズムトレーニング」に出会いました。
このトレーニング方法は、体と心の両方を効果的に鍛え、リズムの力で身体能力を引き出すものです。
その可能性とトレーニングなのに全ての人を笑顔にする不思議な力に魅了され、「全世界の老若男女にこのトレーニングを届けたい」という強い思いを抱くようになりました。
スポーツリズムトレーニングに出会った翌年の2018年。フリーランスとして独立する決断をし、スポーツリズムトレーニングの普及に努めました。
2年間フリーランスで活動したあとの2020年。
世界中が新型コロナウイルスの影響で大変な時期を迎えました。
暗いニュースが続き、生活リズムが乱れ、多くの人々の心と身体の健康が損なわれていきました。
この困難な状況の中で、私は特にスポーツをしている子どもたちの健康と心のケアが重要だと感じました。
モリズームと名付けた「オンライン部活」
このプロジェクトは、全国から約600名の申し込みをいただきました。ロックダウン中、毎日無料でZoomを使ってオンラインでの部活動を提供し、子どもたちに運動する機会と楽しさを届けることができました。
この取り組みは、多くの子どもたちやその家族にとって、困難な時期を少しでも明るく、そして健康的に過ごすための支えとなったと信じています。
しかし、自分自身のオンライン疲れや対面でのコミュニケーション不足も問題となり、その後の反動もありました。
そこで、私はより小さな子どもたちと直接対面で運動できる環境を作りたいと決意。
これが、私が2021年に滋賀県南草津に運動教室を開設するきっかけとなり、子どもたちに対してリズムを使った楽しい運動の場を提供することに繋がりました。
リズムを取り入れた運動は、子どもたちに対して身体の使い方を楽しく、効果的に学ばせることができるため、多くの喜びの声をいただいています。
現在もスポーツリズムトレーニングのシニアインストラクターとして、指導を行う一方で、アスレティックトレーナーとしてのスキルを活かし、個々のニーズに応じたサポートをしています。私の経験と知識をもとに、皆さんの健康とパフォーマンス向上をサポートし、より良い生活を実現するお手伝いをしています。
このnoteでは、リズムのこと、スポーツにおける心と体のつながりについての深い知見をお届けしようと思っています。
また、私の経験から得た教訓や思いを通じて、皆さんのトレーニングや健康管理そして教育に役立つ情報をシェアしていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。