出来事日記18*岐阜
定期的な、ある友人とのお出かけ。
今回は久しぶりに、私のリクエストで岐阜へ。ずっと行きたかった、図書館を選んだ。
印象としては、曲線が多いということ。
照明や天井、棚、机、椅子など、さまざまなものに曲線を使ったデザインが採用されていた。
その中でも特に、私は上を見上げた時の風景が好きだった。自然の光が入っていて、でも眩しすぎなくて。
本棚自体も曲線で、上から見ると円形のように並べられている。本屋さんや図書館は、何気なく歩きながら本を眺めて、偶然の出会いをするのが好きなのだけど、まさにそれが体現されたような感じ。
ちなみに、私は方向音痴なので自分のいる場所がわからず迷子になりました。
円形のソファに座って1冊目を読んだ。やや硬めの、大きな椅子。ドーナツ型になっていて、外側にも内側にも人が座れる。
友人より早く読み終わったので、目の前にあった棚を眺めに。ついつい面白そうな本を引っ張り出して、その場で読んでしまう。
昼ごはんを飛ばしてしまい、もうおやつの時間。
近くに絵本やさんがあったのでそちらを見に行ってから、紅茶のカフェへ。
入った瞬間、紅茶の葉やチャイ、ミルクの香りに包まれた。すごくたくさんの種類の紅茶を取り扱っているようで、好みのものを探すのが楽しそう。
私はパンケーキをチョイス。紅茶は1杯ずついれてくれて、飲み終わったら別の種類のものをものをいれに来てくれる。
お皿もとてもかわいくて、まさに絵本の中に出てくるようなパンケーキ。私はしっかり焼いてあるものにバターを乗せるのが好き。
やはり、岐阜が好き。
こども、おとな、とか関係なく、誰もが楽しめる空間。古いものと新しいもの。手作りと機械。
反対のものが同じ空間にいて、それでいてバランスは良い。
そのバランスの取り方がうらやましいような、そんな街。
寒い日は図書館に入り浸りたい。暖かい日はまちあるきをしたい。