気分を大事にしたいけれど
「なんだか〇〇したい気分」
日々の生活の中で、一体どれほど、この”気分”を大切にできているのだろうか。
仕事で忙しいから、他にやるべきことがあるから、お金がかかるから、やらないといけないことではないから。
こんな理由で、その時の気持ちに蓋をしてしまうことは、多々ある。私自身、自分の気持ちを大切にしようと思っていても、ついつい後回しにしてしまう。
それを続けてしまうと、私は爆発するのだ。半年に1回くらい。
爆発と言っても、キレるとかそういう感じではなくて、やるべきことを全部やめたり、最大限自分の好きなことをして甘やかしたり。
例えばこんな感じ。
その日だけは、他のことを見ずに私だけを見て、何も考えずに、感じたままに動く。
でも、私はあえて爆発を避けることをやめた。
それが意識できるようになってからは、普段の生活がとても楽になった。穏やかな気持ちでいられる日が増えて、より自分のことを見れるようになった。
もちろん普段の生活の中で常に気分を大切にできたらそれがいいのかもしれない。でも、それは難しいのが現実で。
出勤時間には仕事をしないといけないし、仕事中に突然映画を観ることはできないし、私の食べたいものと作ってもらったものが違うこともある。今は気分じゃないからと言って、やらないのは自分自身も周りも困ってしまう。
予想外のことも起こるし、どうしても自分を後回しにしてしまうこともある。
それが悪いことではないし、「その時」ではなくても、後からカバーすることだってできる。
カフェに行って満席だったら、待つのも1つだし、代わりに他の気になっていたお店に行くのもいい。みたいな心持ち。
私の場合は長期的・短期的の両方を見ながらバランスをとるのが好き。全体的にバランスが取れていれば、調子の上下があっても生きていける。
自分が「こう在りたい」と思っている状態でいるためにはどうしたいのかを考える。
人間だもの、常に一定の状態でいられるわけではない。その中でも、自分が納得できる過ごし方ができればそれでいいと思いたい。
それが、いずれ「心地よい暮らし方」につながると思うから。