見出し画像

日本語を「訳す」のではなく「当てる」ぐらいがちょうどいい

こんにちは、Masamiです。


私は、英文を左から右に追って読んでいくときに意味のかたまりで区切って読むことをおススメしていますが、レッスンでは、英文の意味がわからないところを説明するために、日本語を「当てる」ことも併用しています。


私が「当てる」という表現を使っているのには理由があります。


日本の学校で英語の授業を受けてきた方は、日本語に訳した文を理解するのが、The・英語の授業だったことをよくご存知だと思いますが、英文を日本語の文のように解釈しようとして、前後を行ったり来たりするうちに混乱してわからなくなることに対応しようとしているのに、ここで私が「日本語に訳してください」と言ってしまうと、結局、学校でやってきたのと同じことをやっていきましょう!という意味になるので、こだわって「当てる」という表現を使っています。


例えば、この文。

Cinderella heard the clock strike twelve.

感覚のすり合わせにやりがいを感じるでしょ? (๑´∀`๑)ア'`''


みなさんが子どもの頃に一度は読んだことがある、読んでもらったことがあるであろうシンデレラの一場面です。


学生時代は、いかに日本語らしく解釈するかを重視していたと思うんですが、大人になって、定期試験も特になく、趣味で英語の本を読んだりするときには、英文を感覚的に捉えて内容を理解しつつ先に読み進めていくだけです。


「感覚的に」というところが重要で、いかに日本語らしく解釈するかというテクニックより、英文を自然に受け入れる思考回路みたいなものがカギになります


例文の単語は「シンデレラは聞いた」「時計を」「打つ(のを)」「12時を」と並んでいるので、この語順で「シンデレラは聞いた」→何を?→「時計を」→どうするのを?→「打つ(のを)」→何を?→「12時を」と読んでいくのはありですが、この語順ではわかりにくいからといって「シンデレラは時計が12時を打つのを聞いた」と解釈するのはダメです。


だから、「訳す」のではなく、わからない意味をとりあえず確認して次に生かすための「当てる」なんです。


英語の語順はそのまま、日本語を「当てて」わからない単語の意味を確認したり、変な日本語を通じて英単語がどんなふうに並んでいるのかに注目し、その語順に順応して感覚をすり合わせていくという意味合いで、区切った英文に日本語を当てるくらいの感覚がちょうどいい。そんなふうに思っています。

いいなと思ったら応援しよう!

Masami✨サイトラで英語の語順をつかもう!✨
応援よろしくお願いします❣️

この記事が参加している募集