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大人の約束。嘘と誠の狭間で。

大人になるほどに、約束が軽くなる。
だからこそ、自分との約束は守れるように。

例えば、仕事。
今日やります!今週中には、完遂します。
と声高々に言うが、仕事がどんどん増えてきて、
結局、先延ばしや未遂で終わることもある。
約束を果たさなかったせいで、信用を失い、
契約破棄になったり、受注につながらないケースも多々起きる。

例えば、プライベート。
行けたら行く。久々に集まりたいね。
と仮のスケジュールを提示するが、
大人になるにつれて、優先度が日々変わり、
どんどん口約束だけの予定が、どんどん置き去りになっていく。
それが生じて、長年の信用を失ったり、関係にヒビが入る場合もある。


大人になればなるほど、
本音と建前が混ざり合い、嘘と本音が分からなくなってくる。

だからこそ、
波風立てたくない、よく見られたい、この人とつながりたい、
と、その場限りの、小さな約束を交わしていく。増えていく。

はたして、これでいいのだろうか。
なんか自分に嘘ついていないだろうか。

そうやって、正直者や純粋者ほど、疑問と自問で葛藤していく。

そんな、大人になっているからこそ、
自分に嘘をつかないためにも、小さな約束も守っていく。

いきなり全部ではなく、少しずつ、治していく。

最初は、10のうち1、2でもいい。
勢いで言った言葉、文章を訂正したり、自分との約束を守っていく。

責任感で、ガチガチになるのであれば、
建前での、表面上、形式的な約束は交わさない。
無理なら、最初から交わさない。
自分に嘘をつかないという約束を果たしていく。
ということを、少しずつ行っていく。

そうすることで、
段々と、他人にも、自分にも、
自分の人生にも、約束を果たしている
一本筋の通った、カッコいい大人になっていく。


小さい約束を果たさない、ダサい大人になるか、
小さい約束も果たしていく、カッコいい大人になるか。

それは、あなた次第で、自分次第。
さぁ、明日から、どんな約束、交わしますか?





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