なぜ、自己啓発はどれも「まずは行動!」なのか。
本屋に行けば、
最強トレーダーが教える、最強自己資本論!
ずぼらな私でも勝ち組になれた!これだけやれば大丈夫。
自己啓発本をまとめたら、結局この答えに行き着いた。
と、とにかく「自己啓発」が目立つ。
しかし、いざ手に取って、読んでみると、
どの本も、「結局は、行動!明日の自分が未来を決める」
みたいな結論で帰結する。
では、なぜ、自己啓発は、どれも「自己啓発」なのか。
売る側、買う側で考察したので、まとめていきたい。
売る側。
どのターゲット層に、何を伝えたいのかを骨格に、文章を紡いでいく。
しかし、どんな本でも、大事なのは売上。
だからこそ、
キャッチーで分かりやすく、多くの人が刺さる文章が好まれる。
よって、どれもこれも似通って、「行動が大事!」で帰結する。
買う側。
そもそも、多くの社会人の読書率が低く、
良くも悪くも、意識が高い人でないと読書をしない。
その上で、仕事や人間関係、自分の人生に、現状にモヤモヤしているけど、一歩踏み出せない、結局戻ってしまう意識の人が多い。
しかも、日常で、やる事が多く、常に何かに追われ、セカセカしている。
(これが派生して、音楽のイントロを飛ばしたり、映画を早送りで見たりしている方も多い)
だからこそ、簡単で分かりやすく、且つ自分に刺さる本が欲しく、これさえやっておけばいいみたいな確証が欲しい。
こうして、売る側、買う側のニーズがマッチして、
結局、「行動が大事!」が蔓延する。
しかし、常に「行動は大事!」が流行っているということは、
逆説的に言えば、
行動している感がただ欲しくて、
実際、行動している人が圧倒的に少ないということ。
それは、買う側、売る側もどちらも言えることで、
ただ、やってる感でやっているだけで、
本質的・根本的には行動していないこと。
もう、そろそろ、やめにしませんか?
本質的・根本的な課題を見つけませんか?
だからこそ、それに気づく行動が必要。
結局は、「行動!」だけど、その質と量を高め、
根本に気づき、少しずつ、変えていくことが、
これからは、大事かもしれない。
散々、「行動は大事!」と読んできたので、
だからこそ、今度は、自分から変わる番!
行動していきましょう、自分から。
そして、変えていきましょう、この世界を。
いつだって、自分の行動が、世界を変えるのだから。
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