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京都大学は故郷である。「第二の故郷」とかじゃなくて、故郷だと心身が認識しているようだった。実家に帰って充電する人がいるように、大学に足を踏み入れた途端に身体が軽くなったような気がした。指導教官が「タカシマさんは、目をつぶっても構内を歩けるよな」と言っていたが、いつも通っていたキャンパスの木々が大きくなっているのをひとつひとつ、かみしめるように確かめて歩いた。 寝ながら書く予稿集 学会発表は、割と勢いで出したのだが、保育士試験のこともあり、保育士試験のあとになぜか持ち時間2
手話通訳付き対面発表覚え書きが割と好評だったのでオンラインのやつも書いておく。 1. 通訳者を選定前回、通訳の選定が何より大事という元も子もないことを一応最後に書いたけど、オンライン会議の場合、通訳者の環境は通訳者が整えるしかないので、オンライン会議をやり慣れている人にお願いするのがいいです。 オンライン会議? やったことないけど、どうしてもというなら対応しますよ、という人にお願いすると、 画面からはみ出る 音声が聞き取りにくい スポットライトの方法がわからない
プレゼンテーションを構成するのが、なんだか最近とみに苦手だと思っている。所属機関に言語学者はほぼいないので、言語学の細かい話はしない。畢竟、政策系の話になる。特に、所属部を移って以降、言語政策っぽい話とか、発達支援の話とかのほうが、「わかりやすい話」になるのだろうと思っている。聞き手が誰かによって話すことが変わる。当然といえば当然だけど、これがかなり難しい。そういうわけで、去年の10月末の日本語学会のシンポジウムでの発表を最近ふいに褒めてもらったのを、暗闇の中の灯として、気合
学会会場の設備の問題が今回はなかったけど、久々の対面会場発表だったので、手話通訳も入るときの流れで自分が気をつけていることを書いておく 待ち合わせ場所と打ち合わせ場所 接続確認 照明調整 ろう者の座る位置と手話通訳の立ち位置 音響調整 通訳打ち合わせ 1.待ち合わせ場所・打ち合わせ場所 行ったことのない会場だと、どこで待ち合わせにするのか、打ち合わせはどこにするのか、で結構迷う。特に季節が暑いとか寒いとかの苛烈な時期だと、外で待ち合わせにしてしまうと、仕事前に