なぜベストを尽くさないのか?なぜ満点を目指さないのか?教採合格の鍵は満点を目指すことです!
結果として、最下位で、教員採用試験に合格するということはあるかもしれません。
もちろん、最下位でも合格は合格です。
そんなことにめげることなく、素晴らしい教員になればいいのです。
素晴らしい教育を始めていけばいいのです。
結果としてならば、トップで合格しようと、最下位で合格しようと、教師としての価値は、教師になってからの努力と実績、情熱で決まります。
でも、教員採用試験での目標としてなら、「最下位でもいいから、とりあえず合格したい」では、ダメです。
こんな目標では、まず、不合格になります。
私は、常々、
目標に8割をかけたものが現実になる!
と言っています。
つまり、100点を目指して勉強しても、実際には、80点くらいになるということです。
この理屈でいけば、仮に、ある教採の筆記試験の最低合格点が、60点だっとすれば、最初から、60点を目標にしていたら、その8掛けで、
60×0.8=48
となり、48点で不合格になります。
70点を目標にしていても、
70×0.8=56
となり、56点で、合格点には届きません。
80点を目指していて、はじめて、
80×0.8=64
となり、合格点を超えます。
でも、たった4点しか越えていません。
同様に考えると、
90点を目指していれば、72点。
100点を目指していれば、80点。
という風に、充分に合格する得点となります。
筆記試験に合格する秘訣は、最初から、満点を目指して、勉強することです。
満点はさすがにムリという人は、90%以上を目指して、勉強を進めることです。
どのように学べば、満点を、あるいは、90%以上の得点を取ることができるのかを、戦略的に考え、学習戦略を立案し、教材(問題集、参考書など)を選択肢、学習計画を立てていく必要があります。
もともと満点(90%以上)を狙えない学習戦略であったり、教材であったり、学習計画であるのであれば、そもそも合格は望めません。
最低点でもいいから合格したいと思うのは人情ですが、最低点を目指して学習すれば、必ず、不合格になります。
難しい言葉で言えば、フェイルセーフということになるでしょうか。
フェイルセーフとは、
「故障や操作ミス、設計上の不具合などの障害が発生することをあらかじめ想定し、起きた際の被害を最小限にとどめるような工夫をしておくという設計思想。」
のことです。
試験本番では、予想外の問題が出題されたり、本番でいきなり従来の出題パターンが変わったりします。
たとえ、そのようなことが起こっても、最低合格点をはるかに超える得点を取るように勉強しておくというのが、フェイルセーフの考え方です。
フェイルセーフの考え方で勉強していなかった人に限って、不合格の要因となった低得点の理由を、「予想外の範囲から出題されたから」とか「これまでと全く異なった出題形式だったから」という風に言い訳します。
でも、こういう人に限って、その問題以外の問題も、あまりできていないのです。
その問題以外の部分も60%くらいしかできていないので、その問題が全然できなかったことで、全体の得点が50%を切るようなことになるのです。
つまり、フェイルセーフの考え方で、ある問題がまったく未知の問題で、たとえ正解できなかったとしても、他の問題をほぼ満点にしておくことで、全体として、例えば、80%の正答率を維持するという考え方が必要だということです。
教員採用試験の筆記試験においてのフェイルセーフの考え方とは、最初から、満点を確かな目標として、満点という目標を達成するために勉強を進めることに他なりません。
このフェイルセーフがあれば、1問や2問、未知の難問があっても、充分に合格点をクリアできます。
ここまで言っても、でも、未知の難問は、ほとんどの人ができないのだから、その分、最低合格点は下がるはずだという方には、次の事実をつきつけて差し上げましょう。
フェイルセーフの考え方で、満点を確かな目標として勉強した私の受講生たちには、絶対に勝てません!
たとえ、未知の難問は、ほとんどの人ができなくても、残りの問題でほぼ満点を取る人には、絶対に勝てないということです。
だから、はっきり言います。
満点宣言は、勝利宣言になる。
ということを!
だから、教員採用試験の筆記試験を受験する皆さん、どうか、満点を目指してください。少なくとも、90%以上を目指してください。
やるのなら、ベストを尽くしましょう!
筆記試験を受験するのなら、満点を目指しましょう!
今日、私から、読者の皆さんにプレゼントする言葉は、
なぜベストを尽くさないのか?
なぜ満点を目指さないのか?
教採合格の鍵は満点を目指すことです!
です!
ベストを尽くし、満点を目指し、教採合格を確実なものにしましょう!
河野正夫
レトリカ教採学院