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東京食肉市場・一休食堂

訪れた日:2019年8月19日

東京にある中央卸売市場のうちで唯一食肉を取り扱う市場で、食肉を生産する「と場」と、取引する「市場」の二つの施設をもちます。さかのぼると国内では狩りによる肉食の歴史は古いですが畜産の歴史はさほど古くなく、と場がつくられたのも1860年代の後期だそうです。

JR品川駅の港南口から徒歩で市場を目指すと一番最初に見えてくる門が正門となります。場内は写真撮影を行うことができません。正門を入ってすぐ左へ進むと食堂・一休があります。

テーブルはいくつかありますがお昼頃に行くと周辺のオフィスに勤めているであろう方々で賑わっておりほとんどが満席のため相席をお願いするのがよいと思います。混雑していることが多いとは思いますがお店の方はとても親切で、席に座って注文をすると料理が間も無く提供されました。
煮込み定食は880円です。(ご飯を半ライスにしたため850円でした)
国産牛の頬肉とこんにゃくを煮込んだ牛皿に、国産牛のモツが入った味噌汁です。小皿は漬物と、海苔または卵を選ぶことができます。うどん・そばや丼メニューは4〜500円代からあり、そのほか単品料理メニューや酒類も豊富でした。お会計は帰りに伝票をもってレジにて行います。

また、施設内のセンタービルにある「お肉の情報館」では、と場の役割や生産・流通、食肉市場・と場に対する偏見や差別の解消などを目的とした展示の見学をすることができます。こちらも場内の撮影は禁止となっておりますが、実物大の枝肉の模型や毛皮の展示、生産ラインの紹介だけでなく食肉の生産に関わる方々へ送られてきた脅迫状の展示も行われていました。

http://www.shijou.metro.tokyo.jp/syokuniku/rekisi-keihatu/rekisi-keihatu-02-01/

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【東京食肉市場・一休食堂】
営業時間:6時〜15時
定休日:日曜その他市場の定休日による
価格帯:〜千円
駐車場:無し
その他:お肉の情報館は事前に相談すれば直接職員の方からの説明を聞けることがあるそうです。
http://www.shijou.metro.tokyo.jp/info/02/

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