黄昏通信 Vol.1

2008/06/09 23:56

外は夜の雨空、
いつもは街の騒音も
何だか静かです。

窓を開ければ
まだ少し寒い風が
入り込んできます。

たまに通るトラックの
ヘッドライトの光が
雨に反射しては瞬く。

時間は0時過ぎ、
人はだんだん眠る頃
昼間の疲れや高揚を
明日へと癒し沈める夜。

そっと、訪れてくれた
なんの飾りっ気の無い
このページを読む貴女。

その笑顔も涙も優しさも
出逢ったばかりで
分かりませんが。

はじめまして。

夜更けのひと時、
いかがお過ごしですか。
もうベットに入ってお休みの準備や
まだ寝ぬ家族との団欒中ですか？

そっと窓から空を見てください。

貴女の夜は雨色ですか？

僕の住む町では梅雨入りし
毎日の様に空は雨色
太陽は雲に隠れてお休み模様

雨好きですか？
夜の雨好きですか？

僕は雨は大好きって程では無いんだけど、
窓から望む街の雨景色が少し好き。
特に夜が好きなんだ。

街の騒音は静まりかえり
シトシトと雨音が伝わり
キラキラと光は乱舞する
昼間の嫌な事まで
洗われそうな気分になれる。

もちろん、
星空だって好きですよ。

少し肌寒くなって着ましたね
そろそろベットに入ろうかと思います。

それでは、また。
おやすみなさい。