黄昏通信 Vol.30
毎日が
忙しさも慌しさも
気付かないまま
過ぎていく。
古時計の振り子の様に
同じ道の繰り返し
朝の満員電車は
まるで体の一部
敵わぬ力に揺れるまま
深く閉ざされた
地下鉄は過ぎて行く
見上げる空は灰色で
四方に伸びたビルが覆い
天に伸ばして両手さえ
あざ笑うかの様に
僕を見下ろす
きっと
誰かの為じゃなく
僕の為でもなく
止まらぬ時は流れ
立ち止まる事さえ
許されない幻
僕は明日も変わりなく
また初めから終わりまで
時が回るように
動き出す。
僕は振り子。
夕焼けの口笛
こんばんは、ろどです。
最近、心の疲れの捌け口に
夜な夜な映画を見ています。
特に涙腺を刺激するお話を狙って選んでます。
年なんですかね。
思い通りに泣いてます。あは、恥ずかしい。
普段の俺は、涙は見せない男。男ね・・・見栄なのか恥ずかしいのか、本当は詰まらない人間なのか、そんな生き方をしている。
家族にだって見せないし、奥さんにだって見せやしない。どうなんかな・・・
喜怒哀楽・・・なんか一個無くしてる・・・荒み出した心は笑いも失いだして、喜びさえも薄れていってしまうのか・・・増えるのは怒りばかり。
小さな頃から、やたらと泣くもんじゃないと躾けられて、怒られて、小さな肩を震わせながら涙を堪えた日々を思い出す。
なんて思うほどネガティブさは、ここ最近の疲れからかな。
人生で泣けるのは、女性は3度両親と旦那が亡くなった時、男は父親が亡くなった時だけ・・・なんて男のエゴの言葉だろう、意味はよく覚えてないなぁ。んーなんだっけ。父ちゃん。(笑)
母親は子供を守る為に生き、父親は家族を守る為に生きる。ってのも思いだした。父ちゃん。まだ分からないやぁ。
ちょっと脱線(^^;
たぶん、この先も見せないと思うけど、密かに涙して心を洗って笑って笑って笑って、喜びを感じられる。
そんな時が少しでいいから
感じたいね。
ねぇ。どの空の下かな。黄昏通信。
おやすみ・・・泣虫さん