黄昏通信 Vol.38
青かった空は、少し疲れたようで
休みたくなった気分はいつかの日の
そっとベットの上で膝枕で寝そべる
僕の思いはもっと上に漂う君の頬
秋めいたなんて思いたくなくて、
振り返っては焼けるような暑さの
忘れられない夏の日のままの僕は
きっと何かを無くしたく無いのかな。
こんばんは、ろどです。
残暑厳しい・・・なんて?思わせる
冷夏の今年は、遅すぎる梅雨明け宣言を
今か今かと焦がれた日は、まだつい先日の事。
続く予報は雨雨雨地震雨雨・・・
今年はなんだか夏らしい事が無かったなぁ・・・なんて思いながらも、毎年何も出来ずに夏が終わってしまう自分に、何が違うのかななんて自答したりして、んー分かんないや。
いつか見たあの空には、もくもくの入道雲が膨れ上がり、真っ白な雲が千切れてはくっつき、焦がれるあの子の顔を思い描いては微笑む丘のてっぺんの草むらの中で寝そべって空を見ながら過ごした、なにも無い僕の夏休み。
本当は汗をかくとか暑さなんて嫌いな筈の僕なんだけど、そこに夏があれば涼むことさえ忘れては、誰に贈るのでもない心の底からの笑顔を、きっと僕の為の僕がそこに居ることを空に啓示するかの様に見つめていたかもしれないな・・・
なんて独り思う日差しは少し傾きかけた8月の空に、夕暮れ近くの西の空は黄昏を誘う響いて奏でる声は蜩かも。
あのね、今年のお盆に故郷に帰ったときに同窓会が有って、うん十年ぶりに揃ったクラスの顔は、その年齢に見合う月日の流れの経過が見受けられるんだけど、、ものの10分もせずに心は中学生にもどり、友達の顔さえも鮮明にあの頃へとタイムスリップ。気付けは当時のあだ名で呼び合い、まるで自分の子供が話すような若かりし頃の口調で話してる。
時は流れるのか回るのか自分で描くのか、なんて、ただ過ぎ去るだけの時間なのかなんて疑問?になるような時間の悪戯のトリップの海を泳ぎながらも。あの時間の続きを思いを・・・now on air
いやぁ、同窓会が始まったのは午前11時、終わったのが25時・・・え?14時間(笑)
いきなりの乾杯で始まって呑めない?酒をグビグビ・・・ぐびぐび。
下戸?のロド選手・・・ほらぁぁぁ飲んじゃったじゃなーい。変身〜。
酔ってたのか忘れてしまったのか定かじゃないけど、おそらく当時も喋った事の無い女性人の隣にちょこんと座り・・・まるで長い長〜い友達だったかの様に喋りだ、すろど選手・・・悪い癖・・・いや素面の時は、ぜんぜん奥手で気が小さくすごーくナイーブのガラスの心の持ち主なんだけど、ほらーーー飲んじゃうから〜。
いきなりチャン付けで名前読んじゃったりして、たぶん相手も初めてって気づいてると思うんだけど、なぜか意気投合!親友だった事にしよう。なんて雰囲気。あーやっちゃった・・・と若干酔いが覚めた頃にジワジワと沸いてくる、素のロド登場(;_;)
んで、嫌がるハイパーろどは飲む飲む飲む。。あららー。気付けば知らない子の隣に・・・なんて繰り返してたら5次会なんですが(^^;
あかーーん。こんなん ろどのイメージじゃなーい。
なんて思いに残る夏の日でした。
あの頃の奴らは、
あの日のままで、
あの時の僕らは、
あの思いを胸に、
あのままで。
ひょっとしたら、
もう会えないかもしれない。
戻れた時間は少しだったけど、
過ごした時間は、中学3年間の
思いでいっぱい語れたぐらい
僕には同じ思い出になれたよ。
やっぱ、暑かった夏休み・・・
心残りは、初恋のあの子には逢えなかった事かな。
なんて、ノスタルジック黄昏通信。