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#100 「愛して止まないロジャー・フェデラー」

日常noteとは別にタイトル決めて記事を書いているのだが、これが記念すべき100本目となった。

そしてこのタイトルにつられる人はテニスをしている人だろう。

なぜ100本目にこんなマニアックな記事を?
と思ったかもしれないが、100本目にとっておきな企画を見つけたからだ。

ももりゅうさんの企画だ。
普段から僕の記事を定期的に見てくれていてとても優しいnoterさんである。
僕が前回サポート企画をした時にも逆サポートをくれたり拡散してくれたりとても嬉しかったのを覚えている。
今回ももりゅうさんも意を決して企画を起こしたとのことで、皆さんも一つはあるオタクな部分を披露してみてはいかがでしょうか。

僕は読んだ瞬間ピーーンと僕のオタク警報が鳴ったのでPV数とかそんなもんは置いておいて書くことを即決した。



僕は小学生の時からテニスをしていたので、プロの試合はよくみていた。
のめり込むとスポンジ状態になるのが僕の長所ということもあり、選手の名前やランキング、契約メーカーなどほとんど把握していた。

その結果世界ランキング30位内の選手に関しては、ランキングとメーカーどんなプレースタイルかまで記憶していた。

その中で群抜いて僕のハートを射止めた選手がいた。

ロジャーフェデラー


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テニスをしていない人ももしかしたら、耳にしたことがあるかもしれない。

高校生くらいのクロコは二次関数も過去完了も中和滴定も知らんが、日本トップクラスでフェデラーのことは知っていたと思う。

試験にフェデラーのこと出ればいいのにと本気で思ったくらいだ。

ロジャーフェデラーはテニス界で最も偉大なテニスプレイヤーだ。
誠に恐縮だが異論は認めない。

1981年8月8日生まれ
国籍:スイス
身長185センチ85キロ
グランドスラム最多優勝記録20回
キャリア通算勝利数1243勝(5/30日現在)
世界ランキング連続在位1位最長記録
獲得賞金総額$129,992,673

この他にも挙げ出したらキリがないほどに記録だらけである。

さらに僕が一番嬉しいのは男子のプロテニス協会は通称ATPと言われる組織なのだが、年に一度ファン投票を行い最も人気のある選手を発表している。

それをフェデラーは2003年から最新の2020年まで18年連続一位を獲得しているのだ。

強いだけではなく、その人柄も紳士的であることからファンからは絶大な人気を誇っているのだ。

自分が愛して止まない選手が世界中から応援されているというのは一ファンとしてとても嬉しいことである。

フェデラーは1999年にプロ転向してからは、2001年のウインブルドン当時世界ランキング1位のサンプラスを倒した試合や2002年のハンブルグマスターズ制覇など大きな成果も出していたが、同年代のレイトンヒューイットやマラトサフィン、アンディロディックらの陰にまだ隠れている選手だった。

また、今とは比べ物にならないほど短期で暴れん坊だったのだ。
最近フェデラーを見ている人は特に想像つかないかもしれない。

あるインタビュー内でフェデラーが話していたことだが、「このままではただの才能ある選手で終わってしまう。自分を一度捨てて生まれ変わらなければいけない。」

ここからフェデラーは覚醒する。

どんなにミスをしようとも顔色ひとつ変わらない。
疲れて膝に手をついていた暴れん坊が、どんなにハードなラリー展開になっても息ひとつ切れていない。

事実として2003年ウインブルドンでグランドスラム初タイトルを獲得する。

捕捉:テニスでは最も大きな大会グランドスラムが年に四回(全豪、全仏、ウインブルドン、全米)行われる。

その年世界ランキング2位まで登り、翌年の全豪オープンを制し世界ランキング1位となる。
ここから2008年秋頃までナダルに1位を明け渡すまで男子テニス界を支配していた。

僕は全盛期の2006年にジャパンオープンでフェデラーを見ることができた。

どうせ勝つから、少しでも長く見るためにちょっとは接戦になったらいいなと思っていた。
結果は58分で決着。
一瞬の出来事だった。

当時のフェデラーは年間の勝率が年間100試合近くこなしているのに93%ほどで訳のわからないほど強かった。

出れば勝つ。
そんな状態だった。

それでもやはりライバルが出現してくるもので、ナダルやジョコビッチといった下の世代からの突き上げに合う。

現に2010年代はナダルとジョコビッチの時代と呼べるだろう。
ナダルはグランドスラムの一つ全仏オープンで無類の強さを誇り13回優勝しており、フェデラーの持つグランドスラム優勝回数に並んでいる。
ジョコビッチは通算世界ランキング1位在位記録でフェデラーを抜き今も一位にいる。

僕は贔屓目かもしれないが、フェデラーがいなければここまで強い選手が出現してこなかったと思うのだ。

今の若い選手はフェデラーというよりはナダルやジョコビッチを引きずり降ろそうとチャレンジしている。

ナダルやジョコビッチにとっての壁がフェデラーだったのだと僕は思う。

圧倒的で絶対的。
この言葉しか浮かばないほど強かったフェデラーがいたから、これほどまでに男子プロテニス界はレベルが高くなったのだと思う。

そんなフェデラーは2016年膝の怪我により長期離脱を余儀なくされた。

その間の僕は全くテニスの試合を見なくなってしまった。
フェデラーの過去動画ばかりYoutubeで見漁っていた。
フェデラーの動画は昔から擦り切れるほど見ていたので、映像がかかった瞬間に何年の何の大会か、スコアはいくつだったのかまで分かってしまっていた。

そしてどのポイントでかっこいい雄叫びをあげるのかまで把握していた(笑)

きっとこのことをフェデラーに伝えたら、大ファンだと思ってもらえると思い英語で手紙を書こうかとも思ったことがある。

そして長期離脱から復帰したフェデラーは世界ランキング17位まで落ちており、もう一度グランドスラムのタイトルどころか、ツアーでも優勝は厳しいのではないかと言われていた。
当時35歳であり、テニス選手の多くが引退する年齢だったこともあるからだ。

そして復帰戦となった2017年の全豪オープン

決勝でナダルとの死闘を制して見事優勝を飾った。

さらに同年のウインブルドンと翌年の全豪オープンも制し、歴代最高齢で世界ランキング1位に返り咲いた。

この先100年200年出てこないと言われるフェデラーを僕は幼少期から見てこれたのは、1テニス競技者としてこの上ない幸せである。

フェデラーが勝てば僕の機嫌はうなぎのぼりだし、負けたら3日は引きずる。
自分の負け試合でもこんなに引きずらないのにフェデラーの敗戦は僕の胸を抉るのだ。

そんな今年40歳のフェデラーは昨年も膝の手術を行い、つい先日復帰した。
明日から始まる全仏オープンにも出場するが、今の僕の願いとしては

長く長くフェデラーを見ていたいという気持ちだ

もちろん勝ってほしい気持ちもあるが、それ以上に見ている人をワクワクさせるテニスができるのはフェデラーだからだ。

誰にも真似できない天才的なタッチと芸術的なスイングの美しさ
コート上での優雅な優雅な振る舞い

これを見られなくなるのは1テニス競技者としてだけでなく、クロコとしても悲しいからだ。

まだまだ長くフェデラーを見られるようこれからも応援していく。


ももりゅうさん、すみませんバーーっと書いたら書きすぎました(笑)

まだまだ書きたいところではありますがこの辺にしておきます。
僕の愛してやまないフェデラーについてやっと書くことができました。
この場をお借りしてお礼させていただきます。
ありがとうございました!

そのほかにも企画やっている方いましたら、コメント欄にて教えてくださいね。
僕でよければ遊びに行かせていただきます!

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クロコ
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