生活就労 vs 生きがい就労 により意識改革をしよう!
今夜は、定年前にの60歳から65歳までの間に開始してほしい、「生きがい就労」のための仕事や意識の改革について考えてみました。
まず、「生きがい就労」とは
定年後の人生における仕事は大きく二つに分けられます。
ひとつは生活のための就労です。
もう一つは生きがいのための就労です。
自衛官、海上保安官、警察官、消防士などは現役時代にあっては、自己の使命や役割に基づいて任務邁進され、充実した毎日を過ごしておられる方も多いと思います。
これは、いわば「生活就労」と「生きがい就労」が重なった理想的な現役時代の姿ではないでしょうか。
ところが、この様な方々も現役が終わり再就職、65歳からの本格的な定年後が始まるともう十分に働いたので悠々自適のバラ色の毎日を過ごすぞ!という方々も多いかと思います。
特に厳しい任務に身を投じ、自己を犠牲にしてきた方々にとっては定年後もあくせく働くという事は考えにくいかもしれません。
しかし、その理想に描いた定年後の何もしない生活も、3ヶ月から半年で飽きてしまうそうです。
65歳からの健康寿命はなんと20年にもなると言われており、その自由時間は40年弱の現役時代と変わらない、あまりにも長期間の定年後の人生が待ち受けます。
そこで、提案したいのが60歳からの「生きがい就労」のための準備を開始することです。
もし、幸いになんらかの形で65歳まで仕事がある方は、年金までの生活就労としての仕事を継続させながら、一方で60歳からの「生きがい就労」のための活動を開始させていくのです。
この生きがい就労のための活動の細部については、また別の機会にご紹介します。
今夜はこの辺で、おやすみなさい。