子供の「好き」を潰さない
我が家にアップルペンシルが届いた。
大喜びした娘が、大好きなハリー・ポッターの絵を描いている。英語のオンライン授業に必要で購入したのだが、早速違う目的で大活躍だ。
そして、件のキンドル事件を思い出した。とにかくデジタル機器は禁止という価値観でキンドルでの読書を認めないならば、この絵も否定されてしまうのだろうか?
現実的にアップルペンシルを学校に持参するわけではないが、ここは価値観の話として考えてみたい。
紙の本での読書、絵具でのお絵描きは良くて、キンドルでの読書、アップルペンシルでのお絵描きはダメです。
だとしたら、それって、糸電話で伝わった話は良くて、電話で伝わった話はダメです、というのと一緒?
デジタルだからという理由でツール(キンドルやアップルペンシル)を禁止して、結果的にその目的(子供がやりたい読書やお絵描き)までも禁止する。
う〜ん、解せない。
私自身、そんなにデジタルに強いわけでもないし、アナログも大好きな人間だけれども、ネットでのいじめが問題というならば、デジタル全般を拒否するのではなく、そこは切り離して、別に対処しなければいけない問題なのではないだろうか?
教育なんて大上段に構えるわけではないが、デジタルとアナログ、どちらかに偏るのではなく、子供の「デジタルでもアナログでもこれが好き」を思う存分やらせてやりたいとは思う。
というわけで娘は、キンドルでしか買えない洋書を読んだり、紙の本を読んだり、アップルペンシルでお絵描きしたり、料理をしたり、プログラミングをしたりする合間に、楽しく勉強もして過ごしている。
学校が休みだからこそできる、子供の「好き」を潰さないで済む時間って貴重だな。
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