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まずは疑問提起から。 友達とは何か? どこからが友達でとこからがそうでないのか? 消しゴム貸してくれたら?何度か会話したら?共に遊んだら? やはり中学生は人生で初めにぶち当たる人生の転換点というか難所というか、この時期は難しい。 “成長”という厄介者がついてくる。 小学生の時はなんの重み(肉体的・精神的なありとあらゆる重み)無く過ごしていた。 ”友達”と呼べる人たちとたくさん遊んだしたくさん話した。 しかし中学生になり他小学校出身の人達と無理やり一緒にさせられ
私は高校の修学旅行で台湾に行くことになった。 この時の私に帰国時の気持ちなど微塵も想像出来なかった。 あれは最終日の前日だったか。 最終日と言っても旅行経験のある方ならお分かりの通り、帰国の準備や移動の時間等で観光などほとんどできやしない。 最終日の前日こそ(気持ち的には)最終日なのである。 そんな最終日前日の内容が、「各グループに現地の大学生が一人ついてくれて、一日かけて台湾を案内してもらう」というものだった。 私のグループを担当してくれたのは、どちらかといえば
この時私は中学二年。思春期真っ盛りである。 実にタイミングが悪い...。 弟は習い事の合宿、妹は祖父母宅にお泊まりとうことであいにく今日は私と両親のみでの外食となった。 レストランに着くと座席は次のようになった。こちら側は私一人で、私の正面に母・父が座る。 妹、弟がいれば私はその二人と喋るし、また両親を交え会話しやすい雰囲気になる。 しかし今は私と両親の三人。 思春期の私はどこに視線を向ければいいか分からずすぐさまメニューを手に取った。 注文を終えると再び手持ち
※Mから聞いた通り忠実に慎重にそのMの身になって記す。 この時私は高校二年。世にもおぞましいことであった。 共感できる人も多少はいるかもしれない。 これは本当に子の私を苦悩に陥れた出来事である。 ある夜、私はふと目が覚めてしまったのである。 多分あれはまだ日が上っていない冬の寒い朝4時くらいだろうか? 少し目が覚めただけで、まだ寝ぼけがあるというか意識が朦朧としている。 そんななか、幻聴か?何か”音”がするのである。 「うん?これは手と手を叩いて拍手するような